こんにちは、EIKINGです。

前回に続いてamazon無在庫販売について書いていきたいと思います。

今回はamazon無在庫販売の今後についてです。
現役のいちセラー目線で書かせていただきます。

現在、PRIMAというamazon無在庫販売向けのツールをリリースして、
3ヶ月ほどたちました。
現在では、150名を越えるユーザ様にご利用頂いています。

中には、トップクラスのセラーの方々もいらっしゃいますが、
全体的にかなりレベルが高いと最近は感じています。

もはや月利100万円というのは、
あまり大した指標ではないのかもしれません・・・。

それほど、レベルの高い方々に利用いただいています。

前置きが長くなりましたが、
amazon輸出は価格差がとれずレッドオーシャンだ!という意見を
最近耳にすることがあります。

主に初心者の方からです。

Amazon輸出はもうすでに稼ぎにくくなってきているのか?というと、
前述させてもらったとおりで、特にそういったこともなく、
稼いでいる人はドンドン利益を上げ続けています。

去年のちょうど今頃、僕は一年後どうなってるのか
とちょっと考えたことあったのですが、
おそらくamazonでの無在庫販売は価格競争に陥り、
売上はあるけど利益はほとんどないような
市場になってしまうだろうと思っていました。

しかし、蓋を開けてみれば1年前と比較すると、
売上・利益は数倍に跳ね上がってますし、周りを見渡してみても、
日本人セラーで溢れかえっているのか?というとそうでもありません。

結局は稼げない人はやめていきますし、
新規セラーはドンドン参入してきます。

ということで1年前と変わってないいえば嘘ですが、
全体的な構造は変わってないように思います。

このことから、ではさらに今から1年後どうなるのか?と考えた時に、
一概には言えませんが、法的な規制やamazon側の規制がない限りは
このまま稼ぎ続けることは可能だろうと推測しています。

ただし、セラー自体のレベルはかなり精査されていくと思います。
基本的に、海外小売の重要なポイントとして、
「仕入れ」と「物流」があげられます。

「仕入れ」はいかに安くかというのも重要ですが、
いかに効率よく仕入れることができるかのほうが、無在庫販売では重要です。

「物流」はいかに安く発送するかです。もちろん最低限の安全基準は含みます。
これらのことから、うちの目安としては、
10000件/月のオーダーを梱包単価100円以下で回すことを目標にしています。

しかし、お気づきかもしれませんが、そんな発送代行業者はありません。
僕が以前利用させていただいていたQ社でも、1梱包あたり120円です。

無在庫販売は質より量です。

質を提供するなら在庫を持たないと厳しい点がいろいろあります。
となると、量を増やす=物量を増やすことが条件です。

amazonは本当に初心者にも優しく(いいのか悪いのか)、
アカウント作成後、特に問題がなければ2ヶ月もたてば
徐々にカテゴリごとにカート獲得が可能になってきます。

すので、売るのは簡単なのです。
なにが難しいのかというと、その物量をこなすことです。

売れたはいいけど、仕入れができない、発送ができない、
顧客対応ができない、であればいずれどこかがパンクします。

大量の物量をこなす「覚悟」ができたセラーのみが、
今後は生き残っていくのではないかなと思います。

これは、現在の海外amazon無在庫トップセラーの方々を見ていても明らかです。

全く稼げないか、突き抜けるか、
両極端な構造になっていくのではないかなと思います。

逆に月利50万を1年間維持しろと言われても難しい・・・
ようはそんな感じです。

次回で連載は最後にさせていただきます。

最終回は「最強のamazon無在庫販売とは」というところです。
よろしくお願いします。