ヤフオクとか、Amazonマーケットプレイス等で
商品、特に中古品を仕入れると、
稀に、いや、結構な確率で、「不良品」に出会います。
特に困るのは、見た目ではわからない不良ですね。
例えば、ゲームのディスクが傷だらけで、読み込まれなかったとか、
シンセサイザーのあるツマミが機能しなかったとか…
(ぱっと思いついた僕の経験談です笑)
僕らの場合は、これを海外に送ってしまうわけですから、
大抵の場合はやっかいなことになります。
もちろん、僕らはセラーとして動作確認をすべきではあるんですが、
さすがに、全てのゲームの動作確認を出来る人は少ないでしょう。
PCエンジンとか言われてもね…
僕の場合はプレステも持ってないですけど…。
なので、仕方なく動作確認を出来ずに送ることも多いと思います。
で、不良品だったら、当然クレームになりますね。
僕らは、「不良でない」商品を販売しているはずなので、
当然、返品&返金に対応する必要があります。
でも、ゲームなんかは結構安価なものが多く、
場合によっては返送の送料を負担するだけで損してしまうので、
仕方なく、商品をあげてしまって、返金をすることもありますよね。
そんなとき問題になるのが、仕入れ先へのクレームです。
「返品しろ!」と言えば、普通は応じてくれるはずなんですけど、
「返品は出来ないけど返金しろ」とか、
「返品するけど、国際送料を負担しろ」とか、
そんなことを言っても聞いてくれなかったり、
通らない場合が多いです。
確かに仕入れ先の気持ちもわかりますが、
こちらにしてみれば、「はい、そうですよね」で済ませたら、
お客さんにタダで不良品のプレゼントをして終了、
ということになってしまいますね。
「動作品」として販売している以上は、
返品コストを負担して頂くのが正しいような気もします。
海外に送ったのはこっちの勝手ですけど、
じゃあ、受け取ってすぐに海外に引っ越したら、
返品を受け付けないのか?という話になりますし。
ただ、出品者側からしたら、
送って1ヶ月後にクレームを入れられても…
何で動作確認しなかったの?
という話になります。
正直、この類の話は、
絶対に答えがでないんですよね。
そこには共通のルールが存在しないし、
どちらも間違っていないので。
なので、こういう状況に出くわした時、
最初に考えるべきことは、
「言ったもん勝ち」という言葉です。
上記のように、
こちらの言い分を聞き入れてくれない出品者もいますけど、
「それはすみません…」と言って、
素直に返金を行ってくれる出品者もいます。
まず言わなければ何も始まらないので、
「ちょっと無茶かな?」と思っても、
言ってしまいましょう。
それがダメだったら、部分返金などの妥協案での交渉。
この辺で落ち着くケースが多いんじゃないですかね。
それでもダメなら…残念ながら泣き寝入りです。
こればっかりはどうしようもありません。
そこで流れに逆らっても、
あんまりいいことがないんです。
泣き寝入りは確かに悔しいですけど、
超頑張って3000円の返金を勝ち取ったところで、
もっと虚しいですし。
気にしないで次に行った方が、
よっぽど生産的です。
あとは、こんなことで頑張らなくて済むように、
ある程度流れを定型化しておくといいでしょう。
僕は最近、仕入れのクレームも
SOHOさんにお任せ出来るようになったので、
割と気にしなくて済むようになりました。
(先日の靴の詐欺の件とかも、僕は何もしてませんし)
こういうのが一番無駄に神経をすり減らすので、
頑張りすぎないことが一番大事ですね。
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