先日、1年前に仕入れた即決商品がやっと売れました。

利益率は60%超えでインパクトがありましたが
何よりもアクセス・ウォッチが圧倒的に不利なのですが
「(不良在庫として)1円出品しちゃおうかな~」と
その商品を事務所で見かけるたびに思っていました。

結果的には
不良在庫処理(1円出品)せずよかったです。

今回は僕の不良在庫認定の概念を
お伝えしようと思います。

至ってシンプルで
「仕入れ資金が無くなれば不良在庫化」
ということです。

例えば、50,000円で仕入れて
150,000円で売れる商品があるとします。

この商品の販売期間は1年かかります。

今のあなたにとって

・美味しいでしょうか?
・美味しく無いでしょうか?

少し考えてみてください。
これは人によって変わります。

1円出品で月1回商品販売して利益率20%を出せるとしましょう。
ですが資金が5万円しかありません。

そうすると1年後に50,000円→150,000円よりも
1円出品していたほうが圧倒的に得なのです。

50,000円の商品を月20%で回し続けると
1年後には445,805円になっています。
その差は295,805円です。

もし僕の提唱する18日で1回転(仕入れから販売、入金)
出来るとすれば。1年が365日なので
20回転させることが出来ます。

利益率20%の場合は50,000円→1,916,880円になります。
利益率30%の場合は50,000円→9,502,482円
利益率40%の場合は5,000円→41,834,128円となります。

これが僕が資金3万円から複利を活用して
お金を圧倒的に増やした「雪だるま式資金繰り」です。

仕入れから販売まで今の2倍のスピードで回すと
利益が2倍になると思っている人が多いですが
これは間違いです。

「複利」を忘れているわけですね。
つまり資金が無い方は1年後の5→15万円は
全く美味しくないのです。

ただ資金を全部使えていない人はこの商品は美味しい商品です。

年利66%の商品ですので。
楽天銀行の普通口座に眠らせて置くと年0.03%です。

つまり不良在庫を判断する際は
自分の1円出品の利益率を割り出し

自分の資金量と天秤に掛ける

ことで最適な資金繰りを選択する
ことが出来ます。

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