引き続き初心者がアパレルバイヤーとして活動する方法の
続きをお伝えする。

前回は基本的に取り扱う商品は海外のアパレル商品で、
海外のブランド品を安く購入できるショッピングサイトで
仕入れをするという話をした。

ここで、ほとんどの方は儲けが出るのか
疑問に思うかも知れない。

日本は世界的に見ても、
ブランド品の設定価格が高い国であるため
利益が出ないような心配はない。

例をあげよう。

アウトドアブランドのpatagonia(パタゴニア)は
日本の定価と比較して4割引きで購入可能だ。

これは、日本で3万円のpatagoniaの商品であれば、
海外では1.8万円で販売されていることを意味する。

このように仕入れの場所は、
そのブランドを販売している公式サイトや
ショッピングサイトにて一番安く仕入れることが可能な販売元を探す。

もちろん、ブランド品の偽物を
取り扱ってしまうと大変なことになる。

仕入れを行なうショッピングサイトは慎重に選ぼう。

開始した後はアパレル輸入バイヤーを
開始した直後であれば、商品の出品から販売までの流れを
覚えるために全てを一人で行なうのも悪くない。

ただし、流れや内容を理解し、
少しでも利益が出たのであればアウトソーシング(外注化)を
取り入れるべきだろう。

商品の出品、発送、顧客対応など、
できる作業から自分の手から離し他の方に任せるべきだ。

そうでないと次のステップへ進むことが出来ない。

そのため、必ずアウトソーシング(外注化)を
視野に入れておいてほしい。

多くの人は自分で全てをやろうとするが、
時間効率や利益の拡大のためには賢い選択とは言えないのである。

さらに売上げを伸ばし安定させるために新しい仕入先の開拓、
小ロットでの仕入れ、在庫を持ち販売を行なうといったような
競合との差別化を図ることにあなたの時間を使うようにしよう。

いかがだっただろうか?

参考までに私の場合、BUYMAを利用したアパレル輸入販売で、
月収31万円を稼ぐまでに要した時間は3ヶ月だ。

月商で言えば104万円で、粗利益が31万円となる。

この段階で商品の出品を全てアウトソーシングし、
商品の発送も代行会社に依頼していたため、
27万円が最終利益だ。

この時には既に、私が行なう実作業は商品をショップより仕入れ、
お客様の問合わせ対応だけであった。
これは、1日に2~3時間程あれば十分対応できる。

上記の結果をどう感じるかは人それぞれだと思う。

しかし、私はアパレルの輸入販売を行なうはじめの一歩として、
十分ではないかと自信を持って言うことができる。

Eコマ会議室