はじめましてJUNです。

初心者向けのOEM開発手順についてです。

 

まず初めにお伝えしたいのですが、

多くの人が、中国のメーカー・商社・工場と直接取引して、

商品を開発するイメージを持っております。

 

当然、間違ってはおりませんが、

初心者がいきなり工場に商品をオーダーするのは、

ハイリスクです。

 

それよりも国内商社を介した間接貿易を行う方が、

ローリスクです。

もちろん、手数料は発生しますが、会社によっては、全てやってもらえます。

通関業務は当然ですが、

◆パッケージデザイン、設計

◆品質表示(いわゆる注意書き)文面作成や取扱い説明書の作成

◆中国第三者検品の実施

◆イレギュラー事態における対応

 

では、そういった国内商社はどのように見つければ良いのでしょう?

 

色々なルートがありますが、

簡単なのは、ギフトショーです。

ビックサイトで年2回開かれる展示会です。

 

そこに出展している、商社というよりは、自社製品を中国で作っているメーカーに、OEMでの開発を投げかけてみてください。

 

ただし、通常ですと、低ロットの場合、面倒なので断られます。

そこで、

まずはテストケースとして、低ロットでの取り組み。

評判が良ければ、大ロットで取り組むようなアピールをします。

 

大体、OEMでのロットとしては1万、2万は当たり前です。

1000個、2000個はかなり嫌がられます。

ですが、商社(メーカー)によっては、

真摯に対応してくれる会社も必ずあります。

 

そういった会社を見つけ出してみましょう。

大きなブースではなく、小さなブース(1コマ、2コマ)の方が

比較的話が進みやすいかもしれません。

 

では、開発→納品までの簡単な手順です。

 

◆商品のプランニング⇒イメージする企画商品を投げかけます。

◆製作可能な場合⇒ざっくりとした見積もり依頼

◆T1 サンプル取り寄せ⇒価格と商品内容が見合うようなら次のステップ

◆詳細な製品の規格書を作成⇒正確な見積もり依頼

※材質・梱包方法・副資材・検査内容等確認

※特許・実新・商標等を確認

◆T2サンプル取り寄せ⇒細かな仕様確認

◆オーダー(もしくは、T3サンプル取り寄せ)

◆本生産そして納品

 

※あくまで一例です。商品の種類や材質によって異なります。

 

慣れると、難しくないのですが、

商品・材質によっては、やや専門的な知識が必要になります。

 

まずは、自分のパートナーとなる国内商社を見つけ出すことから

始めましょう!