アパレル関係で輸入バイヤーになる方法は
転職だけではない。

一瞬で世界中と繋がることができる
インターネットの環境が整備されたことによって、
アパレルバイヤーになるのに
誰にでも手が届くようになった。

特別なことは必要無いのである。
その具体的な方法があるのでご紹介しよう。

まず、はじめに輸入には種類がある。

結論から言えば販売目的(商用目的)で
輸入することを商業輸入、
個人利用目的で輸入することを個人輸入と
言うわけであるが両者の違いをもう少し比較しよう。

個人輸入と商業輸入の違い

商業輸入

アパレルに限らず海外より商品を
輸入しようと考えると、
あなたは最初に次のようなイメージを持っているだろう。

「大きなコンテナに商品が積み込まれ、船で運ばれてくる」

確かにこれは輸入のひとつの形であるが、
個人的にはじめるにはハードルが高い。

しかし、一度で大量に輸入を行なわない
中小企業は飛行機における空輸により
少量を輸入し日本で販売している。

個人輸入

個人の使用を目的とした輸入方法を言う。
例としては化粧品や食品、ブランド品を購入し
個人で使用することを指す。

ここでは個人輸入で
アパレルバイ海外に直接行き交渉をして仕入れを行う。

そのようなイメージの通り、
今でも海外に行って直接仕入れを行なうことや
展示会に出向き、商品の独占販売権や卸売契約を
結び販売する方法もある。

しかしながら現在では、
多くの取引がオンライン上で行なわれており
個人でも可能なのである。

また、実は法人である中小起業も同じように
活用していることもご存知だろうか。

日本国内で有名なサイトを例にあげると、
DeNA BtoB market(旧ネッシー)があげられる。

DeNA BtoB market

そして、このような場所は日本だけでないのだ。
海外においても同様の仕入先が存在し購入できる。

楽天ストアを例にあげれば、
アパレルの商品販売を行なっているECストアの中には、
全ての取引をオンライン上で完結しているECストアも少なくない。

このように法人、個人という垣根なく
海外より仕入れを行なうことが可能だ。

ブランド品を見てみると、
世界的に見て日本は商品の販売価格が、
一番高額に設定されている国と言える。

通常のショッピング感覚で
海外のオンラインサイトで購入すると、
定価の50%、すなわち半額という安価な値段で
購入出来る商品も少なくはないため驚くばかりだ。

仕入れ時の決済方法についても話をしておこう。

あなたが普段使用しているクレジットカードや、
世界190ヶ国で利用される決済サービスPayPal(ペイパル)を
利用することで手軽に仕入が行なえる。

これによりわざわざ契約書を交わす必要が無いという訳だ。

次回に続く
Eコマ会議室