今日はネットショップのお客さんの話です。

基本的に僕のショップは無在庫の特性上
返品・交換は手間・損失になるので
商品代金の30%を貰うようにしています。

そして今日ショップの問い合わせをたまたま見たのですが
下記のようなメールが届いていました。

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下記注文の件ですが、ご無理なお願いをしますが
先般購入した「M」サイズと
交換していただきたくお願いします。

発注日:2011年6月23日
発注番号:◯◯◯◯◯◯
型番:◯◯◯◯◯◯
サイズ:M
数量:1
単価:18,050円
出荷日:2011年7月21日→配達日7月22日

前回不覚にも発注サイズを間違えてしまい、
到着後に気付きました。

念のため室内で試着してみましたがやはり大き過ぎるので、
改めて「S」サイズの発注をした次第です。

勝手なお願いですが、価格の30%分は止むを得ないですから
よろしくご配慮をお願いします。

こちらからの商品の返送は、もちろん運賃元払いで
送らせていただく所存です。

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このメールを見たときに
オークファンの相場を見て従業員に
「〇〇さんの商品、ヤフオクで売れば儲かるから
無料にしてあげたら?」と言っていました。

オークファンを見て決めたのは論理的行動ですが
この行動を起こさせたのは感情です。

物販をしていると日本人に非常に腹が立つことがあります。
客=神様の文化が根付いているので
特定商やメールで事前にお知らせしていることでも
そのルールをねじ曲げようとクレームを言ってきます。

しかしこのお客さんは僕達のルールの中で
自分の失敗を認めて、
また気持良く取引してくれようとしてくれました。

なので僕としても、
「もっとこのお客さんと良い取引が出来る方法は無いか?」
模索して良い方法を見つけることが出来ました。

やはり掘り下げていくと「欲と感情」で
人間は良い方にも悪い方にも動くのですね。

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