こんにちは。
ドラ1です。

仕入れに関する失敗やトラブルというのは
どんなに回数を重ね、輸入ビジネスで
数百万以上稼ぐようになってもつきないものです。

しかしそれでも回数を重ねていくと
似た失敗を繰り返さないようになり
失敗・トラブルの割合も減っていきますし
その対処についてもさほど困らなくなります。

今日は仕入れの際のトラブルとして
よくある事例を紹介したいと思います。

ちょっとマニアックな話で申し訳ないんですが
アンティークな世界の話です。
特にアンティークの食器。

高級ブランドの食器には
1級品と2級品があります。

もちろん1級品のほうが高く売れるのです。
しかし、たまに1級品だと思って買ったら2級品だった!
ということがありました。

商品説明をよく見ると、ちょこっと書いてあったり
写真で2級品と判別できたり。
知らないって損ですね。

親切な出品者ですと、
きちんとタイトルにも書いてくれていたり
2級品の特徴の場所を写真で乗っけてくれていたりします。

知ってたら
「あぁ、これ2級品だな。ということはこの位の相場か」
と計算できますが
やはり知らないと注意することもできないので怖いですよね。

嘘の情報で出品してしまうこともありえるので
どうか頭の片隅にでも置いておいてください。

やはりブランド品の仕入れはアンティーク以外でも
トラブルが絶えないものです。
ブランド品に共通するトラブルとは偽物の存在です。

特にアジア買付けのブランドの真贋の
見極めというのは非常に難易度が高いです。

まず、根本的な事をお話すると、
中国と日本では偽物の基準や判断が大きく変わってきます。

ある人はブランドタグがついていないのに本物と強く言い張る人
素材や形と色が一緒だから大丈夫という考えを持っています。

ある人は保証書とホログラムシールだけが本物なのに対して、
素材や形がみるからに酷いのに本物と言い張る人。

ある人は中身は一緒なのに外箱がありえない表記になっているもの。
それも本物と押し通してきます。

人によっても言う事がめちゃくちゃなんですよね。
本物という定義が違いすぎてお話になりません。

実際の所、ブランドというのはあらかじめ
工場に対して素材やパーツを供給する際に
決められた一定の量しか与えておりませんので
それ以上の数が外に流れるというのは、
ほぼありえない事なのです。

ですので『工場の横流れ品』を探すのは
実はかなり難易度が高いのです。

この横流れ品を探す事に関しては、
代行会社を通して、色々自分自身で聞きまわったり
中国ビジネスで活躍されている先輩にも
直接聞いておりますので間違いないですね。

時々、ヤフーオークション等でよく見かける
『工場の横流しB級品です』という説明を書いて
某ブランドを出品している方を見かけますが
現状を知っているので怪しいと感じてしまいます。

横流れ品を探していく経緯で
1つだけ面白い話をします。
学生時代にイタリアの正規アウトレットに
旅行がてらに買付けにいった時のことです。

商品の卸元がどうしても知りたくて
そのアウトレット店舗に届いている
宅急便のダンボールに張り付いている発送元伝票を
くまなく探していた記憶があります。
もしかしたら工場にぶち当たるのではないかと期待をよせつつですね・・・
(まぁイタリア語なんで結局わからなかったですけど 笑)

と色々と話しましたが、
結局は「本物かどうか判らない」
そんな状態のまま、ヒヤヒヤ商品を売るのは
やめたほうがいいという事です。

ただ、それでもブランド品で儲けたい人にアドバイスをすると

まず、ebayなりネットショップなり
評価がかなり高い人から買う事が大前提です。
1000とか5000とかではありません。
最低でも10000ほどの評価があり、
会社概要を見て実店舗があったりとオフィスがあったりと
要はちゃんとした経歴がある所から買付けするのをオススメします。

次にアジア圏から買わない事です。
中国、香港、シンガポール、インドネシア
その他、アジアからかなり安いブランド品が
本物と称して売られています。

全部、偽物とは言いませんが
上記の説明の通り、本物と言われても偽物の可能性が高くなります。

もし仮に偽物を仕入れてしまったら
かならずebayかPayPalに申告してください。
ほとんどの場合、補償が適応されますので。

今日は少し仕入れについて
二の足を踏むようなことを言ってしまいましたが
経験をしながら自分をさらに高めていきましょう。

ではまた。