前回に引き続き、ExactTarget社の調査による
スマートフォンユーザーに関する調査についてお伝えします。
モバイル機器からのアクセスランキングTOP10は
Facebook、Twitter、Instagram、Pinterest、YouTubeという
5つのSNSと企業ではAmazonとグルーポンの二社がランクインしている。
その他はニュースと天気予報のサイトという結果だった。
付け加えると、TOP10のうち8つのサイトに関して
モバイル用のウェブサイトからよりも、
モバイルアプリから閲覧する頻度の方が高いことが分かった。
2つの例外はTwitterとAmazonで、
Twitterへのアクセスの74%がモバイル用ウェブサイトからだった。
Amazonについては66%だった。
モバイル機器の利用率が高まっているにも関わらず
モバイル機器用に最適化されたウェブサイトに、
ユーザーが完全に集中しているわけではなく、回答者の54%が
「モバイルサイトからは充分な情報を得られない」と
不平を漏らしている。
しかし同時に、小さな画面で閲覧するために最適化されたサイトは
PC用にデザインされたものより見やすく、
操作もしやすいと答えている。
さらに67%が、PC用サイトよりもスマートフォンやタブレット端末で
アクセスするモバイル用サイトの方が動きが速いと答えている。
こうした回答は、Retail Systems Research LLCの研究による
「多くのユーザーがスマートフォンでの閲覧には、
モバイル用サイトよりもPC用サイトを好む」
という調査結果と逆行している。
なぜこのような矛盾した結果が出るのか、
また企業はどのように対応していくべきかについて
より詳しい情報が知りたいならば、
Internet Retailerに掲載された下記の記事が参考になるだろう。
http://www.internetretailer.com/2014/03/03/why-consumers-hate-mobile-sites
調査結果からは、ユーザーが将来的に
何を望んでいるのかが読み取れる。
76%が、スマートフォンやタブレット端末を用いた
ロケーションの共有は、自らに関連するコンテンツを
受け取るためであり、実に91%が、どの端末からでも
コンテンツにアクセスできるようになってほしいと回答しているからだ。
まさにその点が、モバイル市場で企業が
評価される上での最重要ポイントになるだろう。
Internet Retailerより引用
http://www.internetretailer.com/2014/03/06/consumers-spend-33-hours-day-their-smartphones
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