世の中の人が考えることを知ることは大切なことです。

たくさんの起業家を見てきましたが継続して稼いでいる人は
世の中の人(お客さん)が何を考えて
どのように行動しようとするかを常に予想しています。

色んな場面でビジネスは釣りに例えられるので
便乗して釣りで例えると
釣りたい魚が食べる餌を付けて、
逃げにくいけどバレないような針を用意し
更に、水深を予想し食べたくなるように餌を動かします。

なので単純にミミズを餌に糸をただ垂らしているだけではなく
上級者は魚を知って釣ろうとしますね。

ただ、ビギナーズラックは存在すると思います。
ビギナーズラックとは言葉の通り初心者が勝ってしまうことです。

考えぬいて行動している人に
たまに何も考えていない人や間違った理論が
勝っちゃうことがあります。

そうすると「俺、天才」となり散財したり
そのまま何も考えずに終了してしまうことがあります。

よく一発屋芸人と呼ばれる人で
素人の僕らが見ていても「この人、飽きられるだろう」と思う人でも
絶頂期に散財して今は貯金が0円という人沢山いますよね。

一見、馬鹿な行為に見えますが実際に想像すると
仕方ないことなのだと思います。

芸人も一般人がお客さん(ターゲット)です。
なので周りの身近な人よりも
本来はお客さんがどのように思っているかを知る必要があります。

しかし、一発当ててニーズが多い内は、
近くに居る人はかなりモテはやすと思います。
事務所もテレビマンも仲間もです。

ブレイクした一発屋芸人に好かれていたほうが
メリットがあるからですね。
だから、ある意味仕方ない流れなのかなと思いますし
ビギナーズラックは怖いなとつくづく思います。

これはビジネスも同じで稼いでいる人を見ると
小さいコミュニティで神の扱いを受けて
その気になっている人ですね。

多分、コミュニティ内で一番結果を出していたら
神と思われるのは仕方ないでしょう。
しかし、本人が神と思ってしまえばそれ以上の発展は無いです。

話が逸れちゃいましたが
仕掛ける側は(釣り糸を垂らす側)
お客さんの思考・行動を(魚の動き)理解・予想して
ビジネスを組み立ていく必要があります。

ただし、お客さんの思考・行動を理解し仕掛けることと
お客さんの要望を聞くこととは別です。

お客さんの要望とは、わがままであることが多いからです。
販売者と消費者どちらも得をする要望を言ってくることは
経験上ほとんどありません。

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