BtoBのメリット・デメリット 前編
の続きです

前編では、
BtoBのメリット・デメリットを質問を介して説明しました。

今回はこの続きで
BtoCのメリット・デメリットと
BtoB・BtoCをどのように併用しているのかを
お伝えしようと思います。

まずBtoCとは皆が行なっていることですね。
外国から仕入れてきてヤフオク・Amazon・楽天・ネットショップで
消費者に対して直接売ることがBtoCです。

そのBtoCのメリットとは
まずは利益率が高いことです。
経費が掛かりにくいというこです。

これは業種により、
更に利益率が低いと悩んでいる方も多いと思いますが
物販の場合は卸よりも小売の方が利益率が高いのです。

基本的には「粗利」という面では一番良いのが
メーカーなのですが広告費や開発費や人経費などを入れた
営業損益ベースでは小売が率が高いです。
(これも一概には言えませんが。)

更にその中でもEC販売は人件費や場所代が安いので
利益率を上げることが可能です。

もちろん、率が高くても額では卸やメーカーには
当然負けてしまいます。

例えば、

・輸入ビジネスをして20%の粗利
・砂浜に落ちている貝殻を拾いネックレスを作り95%の粗利

この場合に普通レベルの販売スキルを持っているとしたら
どちらが儲かるかというと輸入ビジネスです。

その理由は
貝のネックレスよりも何倍も輸入ビジネス商品の方が売れていくからです

もちろん、売上が同額なら貝のネックレスの方が
儲かるのですが、普通レベルの販売スキルならありえない訳ですね。
これが率が良くても額が小さいという例ですね。

さて、本題に戻り
僕がBtoCを行う最大のメリットと思っているのは
上述の利益率が高い等を含めて堅いということです。

BtoBのデメリットとして
強敵なライバルが出てきたり
取引先が倒産してしまうと一気に売上が0になります。

ですがBtoCでは過度に在庫を抱えていない限り
売上が急降下するリスクは少ないのです。

もちろん、
ヤフオク販売しか出来ない場合は
ヤフオクがIDストップさせたら終わりですが
BtoCは販路を広げやすいので依存リスクを低くすることが出来ます。

次にBtoCのデメリットとは上述しているように
粗利率が良いものの儲ける額が少ないことですね。
つまり肉体的に楽な経営は行いにくいことです。

BtoBは1取引が小さくても数百万という場合が多くて
利益率が低くても利益額は大きく肉体的に楽です。

つまり連絡、梱包、発送を数百回分の肉体労働が
節約することが出来ます。

要約すると

BtoBのメリットとは楽
デメリットとは依存度が高く利益率が低い

BtoCのメリットとは利益率が高い
デメリットと言えば肉体労働が多い

このようにBtoBに足りないものはBtoCがカバーしていて
BtoCに足りないものはBtoBがカバーしていることが分かります。

そして最初に行うべきビジネスとはBtoCが良いと僕は思っています。
小資本から行うことが出来て利益率が高いからですね。

僕はBtoB取引案件をもっと取りたいと思っていますが
対企業相手に依存することは非常に恐いので
僕はボーナスだと思うようにしています。

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