世界の起業家たちはナイジェリアの
eコマースに注目している。
その一人は英国人のIvan Mazour氏 。
小売業者にeコマースの情報システムの枠組みを
提供するOmetriaのCEOだ。
「eコマースは止めることのできない小売業界進化の波。
新興市場における次のフロンティアだ」と語る。
中国、インドなどに続く「次世代新興国(MINT)
メキシコ、インドネシア、ナイジェリア、トルコの中で
ナイジェリアは特に興味深い。
次の20年でGDPで世界の39位から
13位に上ることが見込まれているから」。
Mazour氏によると更に重要なことには、
ナイジェリアではeコマース大手が既に活躍している。
例えばネット版デパートといえるKongaとJumia。
それぞれ$6350万(63.5億円)、
$6100万を世界の投資家から集めた。
Gloo.ngの創業者Olusanyaのような地元企業家や、
アフリカ初の小売りハブをラゴスに作ろうとしている
隙間(ニッチ)市場を狙うeコマース企業に
インスピレーションを与えている。
Ometria社の操業理念は
新興国と先進国市場にある知識的ギャップを埋めること。
グローバルに成長する同社は
「ナイジェリアがヨーロッパ、中東、アフリカ地域の
将来のeコマースリーダーになる」と見ている。
エキサイティングなスタートアップ企業の
集積があることもナイジェリアの魅力だ。
Grubs, Spice Bowl, Kobis など
新しいファストフードレストラン網を開発した
QSR Consultもそのひとつ。
社長のTunde Ogunrinde氏は英国のバーガーキングで
17年修行を積んで2009年にナイジェリアに戻った。
「商品が玄関に届いてから価格を決め支払うシステムが定着し、
ナイジェリア人の多くがオンラインショッピングを
安心して利用できるようになった」とOgunrinde氏は言う。
「(前述の)Jumia とKonga は
ブランド認知と潜在販売量で先行している。
業者がもっと自信を持てば
この手の売買は増えてくるだろうが、
eコマース企業にとって最大の難問は物流、
商品を約束した時間内に届けること」。
そこで無人機による空からの宅配が現実味をおびてくる。
ケニア山での無人機宅配競争(Flying Donkey Challenge)に向けて
技術を磨いているアフリカ企業、
特に同地域で最も競争の激しい都市で素早い成功を勝ち取った
ナイジェリアのeコマースが、
アマゾンを追い越してそれを実現する可能性は高い。
Mashable.comより引用
http://mashable.com/2014/03/18/nigeria-ecommerce-drones/?utm_cid=mash-…
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