3月に大規模な新規株式公開(IPO)を果たした
中国のeコマース大手Alibabaは、
さっそく米国で総合ショッピングサイトを開設、
Amazonに挑戦した。

同社の次の進出先と見られているインドでは、
Amazonが20億ドル(2千億円)の投資を発表、
地元最大手Flipkartもこのほど10億ドル増資するなど
「競争の激化と業界の統合」(コンサルタント会社Technopaksの
Pragya Singh 氏弁)が予想される。

今はアメリカでの業務に多忙というAlibabaだが、
インドのような次なる市場を求めて
活動を始めていてもおかしくはない。

Alibabaにとってインドは米国、英国と並んで
取引先数(買手と売り手の両方)の最も多い国だ。
その多くは輸出入に頼る中小企業だ。

これらの企業を支援するためにインドでは貿易基盤とともに
4つの市で事務所を開いて長くなる。
また2010年には顧客サービスオフィスを
ムンバイに開設した。

「Alibabaのインド進出はごく自然なこと。
同じアジア内で性質が似ており、
市場を優位に操ることができる」と、
オンライン携帯リチャージサービスの草分けである
Freechargeの創設者 Kunal Shah氏は言っている。

インドのeコマースは旅行関連のサービスが72%を占め、
携帯電話のリチャージやチケット販売は
緒に就いたばかりだ。

さらにAlibabaは最近、現地のブラウザー会社UCWebを買収、
インド市場進出のきっかけにする構えだ。
UCWebはOperaや Androidをしのぐ、
インドで最人気のモバイルブラウザーを提供している。

同社役員Kenny Ye 氏は
インドのeコマース各社からの手応えの強さを感じているという。
UCWebはAmazonグループのJungleeと協力し、
オンライン商品の価格比較ができるサービスを開始した。

Flikpartなど推薦した提携サイトで取引きが成立するたびに、
紹介手数料が得られるしくみだ。
Alibabaの報道官は「今、当社は静かにしている時」とし、
インドでの今後の計画についてはコメントを控えた。

economictimes.indiatimes.comより引用
http://articles.economictimes.indiatimes.com/2014-08-01/news/52327590_1_alibaba-group-alibaba-indian-e-commerce-market