中国eコマースの巨頭Alibaba Group は
海外市場、とりわけ有望視されている
インドネシアへの進出をもくろんでいる。

同社の商業サイトの一つ AliExpressが
インドネシアのオンライン決算サービス最大手、
DOKUと戦略的合意書に署名したことを2月11日に発表した。

またインドネシア語と英語によるウェブサイトと
顧客サービス部門も立ち上げた。

AliExpressは中国国内業者が
少量の商品を海外の消費者に
直接販売できるようにしたショッピングサイトだ。

インドネシアのeコマース市場は
中国に比べると規模では劣るものの、
2015年中に東南アジアで最大の180億ドル(1.8兆円)に
達することが予想されている。

だが同国商工会議所によると、
インドネシアの消費者はインターネット普及率の低さ、
決済手段や迅速な配送サービスの不足など、
オンラインショッピングへの壁に直面している。

AliExpressとDOKUとの提携で
その障害の一つが取り除かれそうだ。

現在あるオンライン決算手段、
Mandiri ClickpayとBri e-Pay、
Alfa Group所属の9千の小売店と
ATMを通じたオフラインでの支払いに、
DOKU Walletが新たに加わるためだ。

ちなみにインドネシアでは未だ
オフライン決済の重要度が高い。
総人口2億5千人のうちクレジットカードを持つ人は
8百万人にすぎないからだ。

また「所得が一定基準を下回るとカードが使えなくなる」
という政府の新たな規制の影響も大きい。

Alibabaは顧客数の増加と規模の拡大を狙い、
東南アジアでの物流網構築にも注力している。
去年は2億4900万ドル(249億円)を投じて
SingPostの株式10.35%を取得した。

政府郵政公社として始まった
SingPostは現在東南アジア全域の
物流・配送を担っている。

同社やインドネシアの郵便局Pos Indonesiaの協力で、
中国とジャカルタ間の配送網が整備されれば、
オンラインで購入した商品のインドネシアへの配送日数は、
AliExpressによると2週間以内になるとのことだ。
現在の35日からすると大きな進歩だ。

techcrunch.comより引用
http://techcrunch.com/2015/02/11/aliexpress-to-indonesia/