小学生の時から空手や野球など
スポーツを行って来ました。

僕達の頃はもう
水を沢山飲ませてもらえる文化でした。

マシンを使った筋トレも
中学生の頃から行なっていました。

しかし合理化されている中でも
多少の非合理性や根性論、体罰も残っていました。

非合理な面で言うと
空手では拳立てと言って
文字通りグーの形をして
腕立て伏せをする訓練があります。

道場の畳の上ではまだマシでしたが
たまに体育館の床でさせられたことがありました。
これが本当に痛いのです。

空手ではルールによりますが
大人たちは素手で行います。

なので拳は鍛えないといけないので
正しい練習方法に思います。

しかし、僕の流派の空手で中学生の試合では
グローブを付けるのです。笑

本当に無意味で友達と一緒に
反旗を掲げ僕達が拳立てをする理由を
先生(師範)に聞いてみたことがあります。

そうすると返ってきた答えが

「試合はグローブを付けているけど
 拳立てよりもっと痛いだろ?
 痛みに慣れておく必要があるんだ。」

このように言われました。

納得出来ない返答でしたが
それ以上言うとペナルティが恐いので
何も言いませんでした。

体罰で言うと正座を1時間位
野球の場合はシンプルにビンタでした。
まぁこの体罰はあっても良かったと思います。

そして僕達ゆとり世代でも大きく残っていたのは
「先輩の言うことは絶対の文化」です。

度を越しているのでは
バスケ部でしたが先輩に命令されて
後輩が万引きをして大問題になったこともありました。

ただ、先に生まれただけの人の
命令を聞かなければいけないのは
最悪な文化ですね。

しかし、僕は自分が尊敬している人の意見で
理屈をいまいち理解出来なかったけれど

100%間違っている自信や
自分の倫理外のこと以外は
ほぼ受け入れて実践してみます。

これは僕の大きな武器だと思っています。

ビジネス歴が浅いと全ての理屈を理解して
良し悪しを判断するのは難しいのです。

例えば、
小さな頃に親に言われたことで
当時は親が間違っていると思っていたことも

大人になり正しかったことが
分かることがありますよね。

それは人間生活をしてきて
成長したから分かることなのです。

これはビジネスも同様で
ビジネス歴が浅ければ浅いほど
理屈を理解するのは難しいのです。

ですので、訳がわからないけど
とりあえず尊敬する〇〇さんが言っていたから
実践してみよう。という素直な心を持つことは大切です。

もちろん、実践していく中で
理屈を理解しようとすることは怠ってはいけません。
「〇〇さんが言ってたから・・」状態が
ずっと続くのはあまり良くないことです。

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