Amazonの無在庫輸出は
円高・円安で利益が左右されてしまいます。

先日も無在庫輸出の商品が一つ売れたのですが
1ドル=102円換算で80円ほどの赤字でした。

自動的に値下げしているのと送料が高いことが原因です。

これで約半数の商品が赤字です。

そもそもの敗因はamazonに登録されている重量と
実際の重量との間に差があることです。

たいていの場合、梱包後の重量は
商品ページに記載されている重量よりも重くなります。

このことはある程度覚悟していて、
最初の出品時に余裕を持って価格設定するのですが、
価格変更ソフトのせいで結局
赤字ラインにまで値が下がっていくのです。

これは商品選定や価格変更を見直す必要がありそうです。

なかなか思うように進みませんね。

ホントに苦戦です。

今回も一つ注文がありましたが、
4000円の赤字です。

売値が12000円
仕入れ値が10000円
送料が6000円です。

出品中の商品について
価格をコントロールできないのは致命的です。

かといって最安値でなければ一つも売れません。

僕から買ってくれて
僕に利益が出るのは次の二通りです。

1.僕が最安値でなおかつ
  仕入れ値+送料よりも販売価格が高い場合。

2.僕が最安値ではないけど
  わざわざ僕から買ってくれる場合。

仕入れ先も無在庫なら
同じようにドンドン値下がりしていくのですが、
えてしてそうではありません。

長い目で見ると、ちゃんと利益管理をして、
利益が出ない価格には下げない、
そして赤字のライバルセラーが自然淘汰されていくのを待つ。

という作戦が一番なのかもしれません。

出品数は今日で3000点に届く予定です。

今、売れた場合に
どれだけの商品が黒字で赤字なのか怖いです。

先日から最安値を取ることをやめています。

最安値に1ドルプラスした金額や
最安値から2番手のセラーの1ドル下などを狙っています。

最安値には評価ゼロのセラーが多いので
無理にそういったセラーと競争することもないかと考えています。

ヤフオクでも楽天でもebayでも
評価を重視するお客さんはたくさんいるはずです。

「評価ゼロの最安値セラーを避けて
 評価そこそこのセラーから買おうかな?」
というお客さんに期待するのみです。

ゆくゆくはデータの分析を駆使して
売れたときに赤字にならない管理をしなければ行けません。

赤字にならないためには

1.仕入れ先である日本amazonや楽天の最低価格と数
2.送料を把握するための商品の梱包後のサイズと重量

この2つを知っていなければなりません。

このデータをもとに若干の利益を上乗せして
出品価格としなければ赤字が増えるばかりです。

副業貿易家