おはようございます。柿沼です。
日本の問屋と電話で商談をしていました。
Amazon輸出用の商品の仕入れです。
30分の商談で139万円分の仕入れを決めました。
仕入れ値を抑えられたので
利益率は30~40%くらいの予定です。
ここから先はFBAも含めて全てが外注化されているので
あとは、ハワイの口座に入金されるのを待つだけです。
利益はAmazon輸出のパートナーと折半のため
時給約60万円の仕事をした事になります!
もちろんこんなことは、めったにありませんけど(笑
さらに、すべての商品を売り切るのに
3カ月から半年くらいはかかると思います。
綿密にリサーチをしてリスクを考えながらの仕入れをしていますが
その間に価格が暴落する可能性も0ではありません。
じつは今回の商談した問屋さんですが・・
最初は交渉をしてくれる感じは一切ありませんでした。
いままで、トータルで数百万円の仕入れをしている実績があったので
メールで「さらにまとめ買いするので掛け値を下げてほしい」と提案したところ
結構そっけないメールが来ました。
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柿沼孝弘 様
いつもお世話になっております。●●です。
当店の■■に記載させていただいております金額は常に底値を記載させていただいておりますので
これ以上の割引は致しかねます。
ご了承の程、宜しくお願い致します。
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こういった内容のメールは
おそらくメールの窓口担当者が
テンプレート的に送っているのだと思います。
相手の状況を考えると
取引を始めて半年程度の良く分からない企業からの提案に
いちいち応じていては効率が悪いですからね。
ただ、今回僕はこの後もメールや電話で色々やり取りを続けて
「問屋側の仕入れ担当者(問屋の仕入れ量を調整する方です)」と
1対1の関係を繋げる事に成功して、今回の商談成立に至ったのです。
これも実は、マーケティングの手法に通じるところがあります。
・1対1の関係になって、信頼を築く
・相手のニーズを聞き出して、ニーズに沿った提案する
という流れですね。
この手法はDRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)と呼ばれ
中小企業のマーケティング戦略として
最も注目されているもののひとつです。
インターネットを使ってビジネスをしていると
ネットの利便性や効率化ばかりに注目してしまい
「向こう側に相手が居る」という意識が薄れてしまいます。
これから更にネットを使ったビジネスをはじめる人が増えていくと思いますが
その中で生き残っていくためには
お客さん・仕入れ先
さらに、SOHOや外注といった相手とも
1対1の信頼関係を築いていく事が大切だと思います。
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