柿沼です。

不良在庫の損切りをするために半額セールの準備中です。
リサーチ不足で売れ行きが悪かったり
競合が大量参入して価格が崩壊しかかっている商品などが中心です。

不良在庫の処分は同じ種類の商品を出品している出品者には
迷惑極まりない行為でしょうか。

しかし考え方を変えると
相手の在庫が売り切れるまで辛抱すれば
現在より商品の相場が上がる可能性もあります。

長い販売実績のある商品で資金的にそれほど負担にならなければ
じっと我慢するのも良い方法ですね。

流行ものや季節ものの商品をロットで大量に仕入れた場合は
利益が確定した時点でたたき売りをはじめるセラーもいます。

例えば仕入れが

3000円×100個=30万円の場合

10000円で31個販売できた時点で利益が確定するので
それ以上の販売分に関しては

価格を5000円→2000円→500円と下げていってしまい
なるべく早く全ての商品を現金化するという手法です。

「この人赤字で出品して平気なの?」と思うカラクリのひとつです。

欧米の商材をAmazonやヤフオクで転売する場合
仕入れ単価が高く粗利が低くなる傾向があるので
資金の回転率は非常に大切になってきますね。

Amazon輸出でのFBA販売でも同様です。
在庫リスクは無在庫販売では味わえない特有の感覚です。

最近、個人輸出入実践者の方とお会いする機会が多いですが
輸出をされている方はリスクを取りたがらず
輸入をされている方は進んでリスク取りに行く傾向があります。

ビジネスのスタイルなので、良い悪いはありませんが
おそらくebay輸出経験者とAmazon輸入経験者が
Amazon.comで同時にFBA販売を始めた場合
Amazon輸入経験者の方が結果が出るのが早いでしょう。

なぜなら
売れる商品の傾向をつかむより
在庫リスクをコントロールする感覚を身につける方が
時間がかかるからです。

いっぽうAmazon.comでの無在庫販売は
ebay輸出経験者の方が結果がでるのが圧倒的に早いでしょう。

といっても
時間をかけてしっかり実践すればどちらも稼げるようになります!

輸出入ビジネスで自由を手にする方法