AmazonはこのほどTwitterとの
オンラインショッピング提携を発表した。

同社が登録会員に送ったメッセージによると、
Twitter でAmazon.comの商品リンクを貼ったツイートをし、
その中でフォロワーに#AmazonCartとタイプして
リツイートするように指示すると、
そのようにリツイートした人のAmazonカートに
自動的に該当品物が入る。

もちろんその人がAmazon.com会員であることが必要条件だ。
TwitterにいながらAmazon.comの商品が買える便利さが売りだ。

#AmazonCartの広告を出しているアフィリエートは、
ソーシャルメディア広告の情報開示についての
公正取引委員会の規則に従うことが前提だが、
広告経由で商品が売れるごとに報酬を得ることができる。

この提携はAmazon.comの商品のみならず、
Amazonマーケットプレースに出店している他業者の商品も対象になる。

ただ、PriceCanopy blog の創始者兼 CEO Josh Brownがテストしたところ、
この仕組みを使うと、
マーケットプレース販売業者がいくつかある場合、
Buy Box を持っている業者の商品がカートに自動的に入ることがわかった。
Buy Box を持っている業者が優先されるいうことだ。

「買い物後の顧客への確認メールには
販売業者の名前や配送方法は知らされない」とBrown氏は言う。

この方法では同じ商品を複数業者が販売している場合、
Amazon.comは選択肢を表示できないようだ。
もっともAmazon.comのサイトに行って選択肢を見ることは可能だが。

#AmazonCartを使った商品プロモーションは検討に値するか?
Brown氏はマーケットプレース出展者の多くが
#AmazonCartで販促するとは思えないと予想する。

この方法ではなく普通に「自社サイトに顧客を誘導すれば
Amazon.comへ成功手数料を払わずにすむから」と指摘する。

Amazon出店業者はAmazon-Twitter の提携で恩恵を得ることができるが、
使い方には工夫が必要なようだ。

ecommercebytes.comより引用
http://www.ecommercebytes.com/cab/abn/y14/m05/i08/s02ハッシュタグ