オンライン食料雑貨事業に力を入れようと、
Amazonは中国オンライン食料雑貨サイト
Yummy77に2000万ドル(約20億2千万円)投資している。
これがAmazonにとって初の中国企業への投資となる。

また、AmazonはYummy77の上海を拠点とした新規事業へ
新たに投資することを発表している。

Amazonの食料雑貨販売AmazonFreshのように、
Yummy77は成長している宅配生鮮食品市場に重点を置いている。
サイトでは、季節の果物から魚介類、牛肉、
牛乳や卵まであらゆるものを提供している。

2013年2月に設立されたYummy77の12月の売上は1億元(約16億円)で、
Yummy77のユーザ数は百万人を超えたと報じられている。
Yummy77は、新たな資本を基に新規商品カテゴリーに投資を行い、
上海以外に事業を拡大させる計画である。

Amazonは2007年に食料雑貨事業AmazonFreshを立ち上げた。
ただし、シアトル以外の地域で事業を展開したのは去年が始めてである。

先月、Amazonは新たに乾物類の宅配サービスPrime Pantryを開始した。
AmazonFreshは生鮮食品の即日配送に重点的に取り組んでいるのに対し、
Prime Pantryは、缶詰食品、洗濯洗剤、オムツ、調味料、
クラッカーやチップスといった保存の利く商品を重点的に取り扱っている。

重さ45ポンド(約20キロ)まで入る箱が
一律5.99ドル(約600円)の送料で配達される。
実際に買い物するように、箱にどれくらいのスペースが
空いてるか消費者は確認することができる。

AmazonFreshとは異なり、Prime Pantryは
食品が傷むことを考慮しなくて良いので、
配送エリアをある特定の地域に限定しておらず、
Prime Pantryは米国48州で利用することができる。

中国で生鮮食品宅配事業を展開させている
eコマース企業はAmazoneだけではない。
他の企業も食料雑貨の宅配サービスを提供している。
今後の食料雑貨宅配事業の動きが注目される。

vator newsより引用
http://vator.tv/news/2014-05-20-amazon-pours-20m-into-chinese-grocery-site-yummy77<