Amazonインドは、今四半期総決算までに
20億ドル(約2400億円)以上の売上を見込んでいる。

インドでこの金額を売り上げるEC業者は、
インドEC最大手Flipkart、
2、3週間前にすでにこの金額を達成したSnapdealに次いで
Amazonが3番手になるだろう。

もしAmazonインドがそれを達成すれば、
Snapdealが要した4年間という期間の半分以下の時間での達成となる。
Flipkartに至っては7年間を要した。

しかしFlipkartの今四半期総決算は30億ドルに至ると見られ、
頭ひとつ抜き出た形だ。

1月中旬までにAmazonインドは1.51億ドルを売り上げている。
このペースだと3月末までに20億ドルは達成できるだろう、
と匿名のAmazon関係者は述べている。

2013年6月に営業を開始したAmazonインドは、
2014年9月に10億ドルをマークしたとみられる。

AmazonのCEOジェフ・ベソスの初インド訪問では、
インドでの業績は彼の最良の予想を上回り、
インド営業への20億ドルの投資を回収できるだろう、
と当ウェブサイトに語った。

Amazonインドの急成長の理由のひとつは、
その商品バラエティの広さにあるだろう。
書籍から大人用オムツまでが、各都市に配達される。

Amazonインドのカテゴリーマネジメント部長Samir Kumar氏はこう語る。
「営業開始から現在まで、Amazonインドは14、15日ごとに
ひとつずつカテゴリーを増やし続けています」

2014年10月、Amazonインド広報担当によると、
インドの非常に激しいEC業界における競争の中でも、
Amazonインドは2019年までに総売り上げを
230億ドルまで伸ばすことを目標にしている。

Flipkartは2016年3月末日までに
50億ドルの達成を目標にしており、
Snapdealは30億ドルとしている。

インドのファッションEC業者最大手で、
2014年にFlipkartに買収されたMyntraは、
2015年3月末日までに売上10億ドルを目標にしている。

インドEC業者はさらに多くのインド人が
オンラインショッピングに切り替えるとみており、
2017年までに2億人の新しいオンラインカスタマーを見込んでいる。

セラー数に目を移すと、Amazonインドはセラー数を
2013年の100ちょっとから1万8千まで伸ばしており、
今や1万9千もの郵便番号に商品を配達しているという。

19ヶ月の間に、Amazonインドは7州に渡って8つの倉庫を建設した。
それをサポートするように、雇用にも積極的な姿勢を見せている。
流通・配送チームを現在の6千人から、
2倍以上の1万4千人に増やす予定だとしている。

The Economic Timesより引用
http://articles.economictimes.indiatimes.com/2015-01-20/news/58267766_1_amazon-india-myntra-flipkart