Amazonは音楽やソフトなどのメディを除く
一社当たりのSKU (在庫保持単位=出品商品のID=総出品数)の上限を
11月13日より2百万点に上げると発表した。

これは去年、2万5千点、または10万点の上限を強いられた業者には朗報だ。

メディアを除く2百万点以上の出品を希望する業者に対しては、
Amazonは来年2月より新たに大量出品料金
(一ヶ月のSKUあたり0.0005ドル)を求めることも同日通知した。

例えば3百万の出品在庫を持つ業者は追加の百万点が対象になり
1,000,000 x 0.0005 = 500ドルを新たに支払わなてはならなくなる。

料金は一ヶ月ごとに算定され、次の請求書に反映される。
一ヶ月間に商品に動きが在った場合には、
在庫点数一番多かったときの数字が使われる。

料金さえ支払えば出品上限は無いと言えるが、
追加の出費を避けるためには在庫に目を見張り
常時2百万以下にしておくことが必要になる。

Amazonは今年前半にレア商品について同様の規則を適用した。
例えば同じデザインのレア物Tシャツを出品している業者は、
サイズ、色、スタイルごとにSKUが異なるため注意が必要になった。

新たな規則が売り上げに悪影響を及ぼし、
従業員を解雇せざるをえなかったいう業者もあった。

EcommerceBytesに対してAmazonは
「当社は常に顧客の便宜をはかっている。
この規則も、欲しいものを顧客が検索しやすくすることが目的だ。
また業者には出品商品に優先順位をつけ、
人気のある売れそうなものから出品してほしい」と語っている。

新新料金については
「Amazonに大量出品したいという業者からの意見にもとづいた」
としている。
新規則が発効する2月より前に2百万点以上の出品したい業者は
Amazonに連絡して新料金の適用を早期に受けることも可能だ。

ちなみに去年SKU上限を10万にされ、
売り上げが10万ドル(1千万円)から2万ドルへ
激減したと伝える業者もある。
そのため「Amazonも減収したはず」と言う。

ecommercebytes.comより引用
http://www.ecommercebytes.com/cab/abn/y14/m11/i14/s03