こんにちは、
川下竜彦です。

FaceBookやツイッターを見ていると

「新事業を水面下で進行中です」
「今日の飲みの席で凄いビジネスが生まれた」
「このアイデアは億も夢じゃない」

的な発言を多々見かけます。

実際にその後の進捗情報は
ほとんど見たことが無いのですが・・

この記事の読者の方も起業家が多いので
多くの人は新しいことをしたい
新しい病を抱えていると思います。

当然、僕も抱えていますし
適度な範囲で新しいことをしています。

川下の考える適度とは
どんなものかというと
1から積み上げなくて良いものです。

例えば、今から飲食店を作るとなると
未経験者と同じスタートです。

ですが、今の商品をオ
ンラインの世界から
オフラインの世界で売ることは
多少のアドバンテージがあります。

つまり、成功確率が高い
ということですね。

先日受けたセミナーで印象深かったのが
アマゾフという経営学者が定義した
事業マトリクスです。

①市場浸透戦略(既存商品×既存市場)成功率70%
②市場開拓戦略(既存商品×新規市場)成功率56%
③新商品開発戦略(既存市場×新商品)成功率20%
④多角化戦略(新市場×新商品)成功率9%

成功率なんてものは
センス、努力、新規参入分野次第で
どうにでも変化するので
気にしなくて良いと思うのですが

今の事業から遠ざかるほど
難易度が上がることは
深く納得が出来ます。

今、新しいことを
何本も走らせていますが
やはりどれも簡単では無く

利益額だけを求めるならば
従来行ってきたビジネスの底上げが
一番簡単だと思います。

ですので
利益額が欲しい人は
今一番うまく行っている分野の
底上げか横展開が僕はオススメです。

利益額にさほど興味が無くなってきたら
新しいことや自分が楽しいことを
するといいのだと思います。

で、ここから僕の完全な偏見、
感覚なので適当に聞いて頂いて結構
なのですが

新事業を立ち上げる=格好いいという

尊厳欲求で
「立ちあげさせられている」
人が多いのかなと感じます。

もう一度言いますがあくまでも
僕の穿った見方ですが。笑

1つのビジネスを行っている人よりも
10のビジネスを行っている人の方が
華やかに見えてしまうと思います。

この雰囲気に
流されてしまうのだと思います。

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