こんにちは、武藤です。
好きな国での生活を楽しみながら仕事をすることは
サラリーマンを独立した際の目標の1つでした。

実際に世界一周をしながらノマドワークを経験して
メリットもあれば難点もあったのでシェアしたいと思います。

まず海外ノマドワークの一番の収穫は
現地のショップをこの目で見ることができたことです。

過去に見てきたのはネットで商品を販売する
大手流通会社や個人そしてメーカーです。

私は現在はネットでの販売が主ですが
海外におけるオフライン販売にも注力しています。
世界の数多くの店舗を実際に視察して
現地在住の方からも貴重なお話を聞くことができました。

店舗を訪問して品揃えを俯瞰したり、
来店客数を数えたり、仕入元をチェックしたり^^
日本の商品を扱う海外の店舗の仕入力は
思っていた以上に強力であることもわかりました。

また、大手メーカーや飲食店を除けば
海外に挑戦する「日本人」はまだまだ少ないと感じました。
こうした気付きをリアルに実感できたのは
海外ノマドワークの大きな収穫です。

また、ネット環境については
安く最高の環境が手に入りました。

携帯会社の海外通信は1日3千円もかかりますし、
Wifiレンタルは700円程度からありますが、
3日で通信料が400MBを超えると利用制限がかかったりします。

過去2回の海外出張でこの制限に該当し
全く使いものにならなかった経験から
以降は各国で現地のSIMカードを手に入れました。

最適なSIMを販売するお店を探すのは手間でしたが
1日平均700円でハイスピードで利用制限の無い
Wifi環境が手に入りました。

各国で利用した通信会社は以下の通りです。
フランス:オレンジ
ドイツ:O2
イギリス:Three
米国:T-mobile※
※SIMロックフリーWifiとの相性が悪くWifiルーターを60ドルで購入

各国でSIMカードを購入してロック解除済のWifiルーターで
MacbookAirとiPhoneが利用できました。

一方で海外ノマド生活で残念だったのが
移動に多くの時間を費やしたことです。
世界7都市を移動すると
さすがに飛行時間以外のロスも多いです。

以前訪問した都市は7都市ですが
飛行機には計11回も乗りました。
海外ノマド生活も良いのですが
移動は少ないほうがじっくり仕事はできそうです。

あとは普段使いができるようなヘルシーな
レストランを探すのには非常に苦労しました。
日本の旅行ガイドに載っている店などは
ヘルシーでもなく、美味しくもなかったりして…

Yelpや4travelといったサービスは使い勝手は悪いのですが、
美味しいお店やヘルシーなお店はこれらのアプリで発見しました。
とはいえ、パリやロンドン、ニューヨークの食費は
どうしても日本の1.5倍から2倍はかかりますね。

食費を抑えるなら自炊をするか
アジアなど物価の安いところに行かないとダメですね。
あとは、仕事をする場所ですが
ホスト宅や空港ラウンジ以外は厳しかったですね。

確かに世界に展開するスターバックス等での仕事は可能ですが
日本のように荷物を置いてトイレに行くわけにもいきません。
パリのスタバではジプシーの窃盗団が
店内に乗り込んできて店員さんが大声を張り上げていました。

また、ホテルのロビーではソファーなど
ちょっと座って仕事ができるような椅子が少なかったです。

ラウンジなどは空いていましたが
何時間も滞在するには居心地が悪そうです。

結論としては海外におけるノマドワークは可能です。

ただし、仕事の作業効率だけを考えれば
日本のオフィスが一番なのかもしれません。

とはいえ、現地展開やネットワーキングを考えれば
積極的に海外に出ていくほかないのかなとも思いました。
出合いを大切に海外展開の施策を着実に進めて行きたいと思います。

ノマドエクスポーター アマゾン海外販売編