「それ、競合がたくさんいて今からやるのは・・・」

あなたはこのような言葉を、耳にするかもしれない。

テレビや雑誌といったメディアでの紹介、
その他の要因でアパレル輸入を行なうバイヤーが増え、
確かに母数としては多くなっていると思う。

しかし、本当に儲からないのだろうか。

以前、「BUYMAのバイヤーランキングから見る拡大性」で書いたが、
ランキング上位に入るバイヤーの多くは昔からあまり変わっていない。

少なくとも季節等の変動による違いはあるが、
私が始めた1年前と現在を比較するとほぼ同じである。

それにも関わらず、売上や利益が中々上がらなくなったと
聞くようになったのは不思議な話だ。

本当にそうなのだろうか?

少なくとも私はそうは思わない。
そこで、なぜそのような噂があるのかを考えてみた。

噂の要因①他の商品やサービスを宣伝したい

私たちが生活をする現代ではインターネットの環境が整い、
個人においても自分の商品やサービスを作り販売を行なう機会が増えている。

ジャンルは様々あるが、機会が増えると同時に
新しい情報が次から次へと出てくるわけだ。

そのような情報を見聞きすると言うことは、
逆の立場として情報を発信、販売をする人が存在する。

このような情報を配信する方や販売者が、
自身の商品やサービスを宣伝するための謳い文句に使用しているわけである。

噂の要因②上辺をなぞったのみの活動

インターネットにて情報を調べ、
少しだけ活動したが上手くいかなかった。

このように上辺だけの活動で、
すぐに活動を辞めてしまったようなケースが非常に多い。

私も「うまく行かないので見てほしい」と依頼され
チェックしたことがある。

しかしながら、アパレルバイヤーとして
活動と言える活動はしておらず、
上手くいく・いかない以前の状態で悩んでる人が多くいたものだ。

上辺だけの活動では何もわからないだろう。

考えて欲しいのだが、プラットフォームとして
利用しているのは個人間取引が主であると言うことだ。

これは競合(と、あなたが思っている方)も個人である。

トップにランクインするバイヤーにおいても、
特別な仕入先があるだろうバイヤーの方は少数と言え、
少し調査を行なうことで仕入先が割り出せる。

次回に続く。
Eコマ会議室