ビジネスを始めて数年が経ちました。
始めた頃の僕と今の僕とでは
ビジネススキルは雲泥の差です。

今振り返ってみると
恥ずかしくなるくらいビジネススキルはありませんでした。

冷静に考えて当時の自分の武器と言えば
行動、勉強、リスクを負う
この3つでした。

意外と思うかも知れませんが
一番リスクを背負っていたのも
スタートアップの時期です。

良いのか悪いのか自分では判断出来ませんが
増えた資金は全て無くなってもいいから
とにかく攻めていこうと思っていました。

具体例では信用が全く無いセラーとでも
直取引をして少しでも安く仕入れるようにしていました。
(オススメしません。)

もちろん、偽物などの最低限のリスクは外していましたし
現在の方が資金移動は桁が違うのですが

想定出来る範囲が広くなり
想定内リスクはリスクヘッジしているので
当時の方がリスクを負ってたと言えるでしょう。

もし相手が詐欺のプロの場合は
僕の稼いできた資金を全て持っていかれるリスキーな状況は
何回も経験してきました。

流石に社員を抱えていますし成長した今は
同じレベルのリスクは背負えません。

しかし、1点だけ過去の自分を褒めるとしたら
大切なポイントはたまたま、全て抑えていることです。
冒頭で言った行動、勉強、リスクを負うこの3つですね。

自画自賛する訳では無いのですが
勉強は皆出来るのですが
行動とリスクを負うことは多くの人が出来ていません。

なぜか僕なりに考えてみた結果
勉強は書籍・教材・セミナー代の支出額は明確であり
その明確な金額を使えるのかどうかを思考することは容易いです。

しかし、リスクを負った行動は
極端な話、投入したお金が全て無くなる可能性は
小さな可能性ですがあるわけですね。

更にどれだけ儲かるか、どれだけ赤字が出るかは
非常に不明確であり初心者ほどその振れ幅が大きく
恐いという気持ちがあるのだと思います。

収支の不明確で恐怖が襲ってきた時に
更に不安になるのが自分のビジネススキルの無さです。

自分にはまだ完全にリスクヘッジ出来るスキルが無く
せめて全額損失にならない程度まで
自分のビジネススキルを上げるために勉強をする。

これの繰り返しで行動とリスクを負う行為から遠ざかる。
このスパイラルに陥っている人も
多いのでは無いかと思います。

しかし、初心者がいくら勉強しても
黒赤の振れ幅を小さくすること
あらゆるリスクを全てリスクヘッジすることは
不可能に近いと思っています。

初心者の粗さは実践していく過程でしか
解消されないと思います。

あまりにリスクを負えと言って
リスクを負って失敗した人の責任は取れないので
これ以上は止めておきますが

今稼いでいる人で初心者の内から
リスクを全て排除して振れ幅を小さく出来ていた人は
僕の知る限りいません。

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