シンガポールで働く外国人労働者の10人中9人が、
シンガポールで働くことに満足している、
という政府の調査がある。
知的財産保護法がしっかりしていること、
ビジネスを始めやすいこと、
教育・医療システムの水準の高さなどがその理由。
では、具体的にどんな点が、
あなたのキャリアとビジネスに役立つのだろうか?
12の特徴を挙げてみよう。
1. 世界で2番目にグローバル経済化の進んだ国
2014年-2015年 Global Competitiveness Reportによると、
生産力の高さを裏付ける「競争力の高さ」において、
シンガポールは非常に希望が持てる国とのこと。
これは高給与水準、失業率の低さ、ビジネス開発のしやすさ、
投機などの条件を鑑みた結果だ。
2. 給与水準が非常に高い
経済が絶好調のシンガポールでは、
企業は海外の優秀な人材を雇うことに積極的。
PayScaleによると、ソフトウェアエンジニアであれば
年72000ドル(約1500万円)を稼ぐことができるとのこと。
3. 進化した個人税システム
シンガポールでの納税は非常に簡単で、
30秒あればオンライン確定申告に申し越える。
市民権があれば、年間22000シンガポールドル以下の収入であれば個人税は0、
320000シンガポールドル以上あれば20%の税金がかかる。
市民権がなければ税率は15%に固定されている。
海外からの収入であれば課税はされない。
4. 労働許可証を得るのが非常に簡単
人口500万人で出生率も下がっている中、
好調な経済をキープしたいシンガポールは、
海外からの労働者に非常に寛容だ。
仕事が決定していれば、政府ウェブサイトから数クリックで
労働許可証の申し込みができ、結果も1日で出る。
列に並ぶことも、面倒なお役所書類作業もなく、
証明書類も少なくて済む。
シンガポールに拠点を移そうとしている事業主であれば、
その作業はもっと簡単だ。
市民権も労働許可と共に下りるのが普通だ。
5. 永住権も簡単
1年以上シンガポールに住み働いたなら、
永住権の申請を考えてもいいだろう。
ここでもオンラインですべての過程が進む。
記入の必要があるのは、名前、年齢(50歳以下)、
教育背景(シンガポールの大学で学位を取っているとなお有利)、
どの分野で働いているか(科学研究やIT分野だとなお有利)、
4つの言語のうち1つを話せるという証明だ。
6ヶ月以内で可否が分かる。
6. 社会への適応が楽
英語が主なビジネス言語なので、
激しい言語バリアに苦しむことはないだろう。
中国、マレーシア、インド、イギリスの各文化が
完全に混ざり合っており、人口の42%が外国人だ。
在住外国人コミュニティや出会いの機会はふんだんにあり、
食も買い物も不自由がない。
シンガポール人は外国人に対して好意的で、
人種や宗教による差別も少ない。
インターナショナルスクールや英語学校も膨大にあり、
子供が環境の変化に戸惑うことも少ないだろう。
後半に続く。
Lifehackより引用
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