人に任せたりとか、システムを組んだりとか、
自分以外に仕事をやってもらっていると、
「データを取る」という概念が必要になってきます。
例えば、Amazonで売れ筋商品のランキングを追ったりとか、
Youtubeに大量の動画をアップロードしたりとかですね。
実際に作業をするにあたって、
「実際に出品してみて、一体何が売れたのか?」
「どんな動画が最も再生回数が多いのか」
みたいな、作業の数を増やすだけでなく、
質を上げる情報、データのことです。
人の手で作業している場合、そんな際限なく大量にすることができないので、
まあ頑張り次第ですけども、
何かツールやシステムを開発した場合はそうはいきません。
そんなときあると便利なのは、
「一体何をやったのか?」と記録をつけてくれる機能ですね。
どんなモノを開発する場合も、コレは非常に重宝しますが、
やっぱり単に運用するだけならば不要なので、
どうしても後回しになりがちの機能です。
ただ、あとになればなるほど、
「こうしておけばよかった…」と思えてくるのはこういう部分。
ここがしっかり出来ていると、例えばTwitterで、
「どんなフォローの仕方をしたら、フォロー返しが多いのか」
みたいなことを、いとも簡単に実験出来るんですよね。
やったことの履歴や、反応のデータがとれるようになってないと、
一体どこをどう改善したら、どうなったのか、が、
どう頑張ってもさっぱりわからないんです。
どんな他人のデータよりも、自分のデータ。
結局はそういうことなのかなと。
単なるeBayへの出品とかでも一緒です。
常に頭にいれておきたいですね。
P.S
僕は散々、「作業の外注化をしよう!」
ということをお伝えしているわけですけども…
当然ですが、行う順番としては、
1.自分で稼ぐ
2.人に任せる
というのが王道です。
作業を外注化するというのは、
自分の手を空けて更に稼ぎを大きくするのには必要ですが、
それ自身は稼ぐ手段ではありません。
むしろ稼ぎを減らす行為です。
数万円でも稼げているならば、作業の外注化をする余地はあります。
特に物販ビジネスは、無駄なというか、
自分でやってはいけない作業が多いですから、
そういうモノはさっさと投げてしまうべきなんですけど…
その先では、
「次の稼ぎ方を探さなければならない」
ということを忘れてはいけません。
なんかこう、
「なかなか稼げないのは外注化が出来てないせいだ」
みたいに思う人が増えてるような気がするんですけど、
大抵の場合それはあんまり関係ありません。
「稼ぐ」と「任せる」の切り分けが出来ていないと、
一体自分が何をやっているのか?何をすべきなのか?
全然わからなくなります。
自分にはどっちが欠けているのか?
一度しっかり考えてみてくださいね。
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