eBayが新たな販売者規約を発表した。
返品サービスを提供している全ての販売業者は、
2015年末のホリデーシーズンまでに
ハッスルフリー返品としても知られている
eBayが管理する返品サービスを
提供しなければならないという発表を行った。

これは、購入者が如何なる場合にも
商品を返品できるようになることを意味している。
だが販売者には、完全には返品を受け付けないという
オプションも用意される。

購入者が返品手続きを開始すると、
返送ラベルが自動的に提供されることに、
販売者は気を付ける必要がある。

9月中旬から、販売者がeBayに対し
手続きを止める要請をしない限り、
商品が販売者に返品された6営業日後に
eBayが返金手続きを行うことになる。

また、eBayは、購入者と販売者が
My eBayから直接取引をキャンセルできるよう、
キャンセ手続きを簡素化している。
販売者が商品をまだ配送していない場合に限り、
購入後一時間以内であれば購入者は
キャンセルすることができるようになる。

eBayは新しいグローバル配送プログラムについても発表を行った。
これは、オプトアウト契約で全ての販売業者に適用される。
基本的に、eBayは国際優先配送オプションを
全ての販売業者の販売リストに加える予定だ。

英語でeBayから購入するユーザがいる
カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、
シンガポール、アイルランド、南アフリカ、
マレーシア、 アラブ首長国連邦、メキシコの10か国に適用される。

8月20日より適用される新しい瑕疵の規定には
販売者に対しいくつか免責事項が用意されているが、
今後、購入者が販売者に対し販売後に質問した場合、
販売者の販売記録に瑕疵があったとみなされることが珍しくなくなる。

購入後に、購入者が販売者に質問できる、
或いはメッセージを送ることができるオプションがあり、
販売者に不利に働くことは無いとeBayは話している。

購入者が返品を要請すると、
以前より詳細な返品理由のリストが用意される。
これによって、返品理由の無い商品数を減らす狙いだ。

また、eBayはSelling Manager 及びSelling Manager Proの
リストツールに新しい機能も追加している。
詳細情報はeBayのサイトで提供されている。

eCommerce Bytesより引用
http://www.ecommercebytes.com/cab/abn/y14/m08/i12/s01