僕の会社という目線で見た時に
1日24時間しか無いのに45時間働いています。

どういう意味かというと
僕・役員1名・社員1名・バイト2名の計5名が9時間以上
お金儲けの為に働いています。
外注を含めると1日合計70時間程は人が動いています。

この70時間の人的資源をどう活用するか?が
零細企業の社長の大切な仕事です。

特に物販ビジネスは傾向として
人的資源を消費するビジネスです。

感覚としては
工事現場作業よりは人的資源の燃費は良く
アフィリエイトの2~3倍は燃費が悪い
どちらかというと体力型ビジネスという感覚を持っています。

物販ビジネス以外のネットビジネスの登場によって
体力型ビジネスは否定されがちですが
もちろん、メリットはあります。

それは比較的に誰でも出来ることでありながら
個々の能力の天井値はそれなりに高いということです。

例えば、
時間と体力の切り売りのコンビニの仕事は
日本語が少し喋れる程度の外国人にも出来る仕事です。
「人材に困らない」という大きなメリットがあります。

しかし、能力の天井はある程度すぐに到達してしまいます。
いくらレジ打ちが早くても商品陳列のスピードが早い
店員さんと普通の店員と比較しても
さほど差は出ません。

輸入ビジネスの場合は
商品探しなんて正しくやれば誰でも出来るのですが
個々の能力の天井は結構高いです。

月50万円程の利益を出す人も居れば
月200万円近く利益を出す人も居ます。

なので素直な人なら誰でも自分の給与分程度なら
稼いでくれて尚且つ天井値はそれなりに高いのは
結構大きなメリットです。

そして特に少人数の内は人的資源について
考えないといけません。

例えば、1人で尚且つ副業で3時間しか行えない場合は
他人よりも人的資源がより貴重になるので
燃費の良い動きをしないといけません。
燃費の良い動きとは効率化されている動きです。

単純に飛行機とジェット燃料で考えてみて下さい。
日本・フランス・韓国・イギリスに旅行に行く際に
日本→フランス→韓国→イギリスとこの順番で行動すると
燃料も時間も大損してしまいますよね。

それを日本→韓国→フランス→イギリスの順番で行くことが
かなり当たり前ですが効率化されている動きです。

物販ビジネスで共通する効率化で言うと
取引ナビ→梱包→発送伝票と1商品ごとするのでは無く

取引ナビは取引ナビ。
梱包は梱包。
発送伝票は発送伝票。とすることで効率化されます。

人的資源(リソース)と言われている位
時間とは限り有るモノなのです。

なのでルーティンの部分は1分1秒でも短くする必要があります。
今自分が出来る最高の効率化したモノに
人的資源を注ぐことで現時点で最高の”実行”が出来るのです。

そしてなぜ初心者は「頑張れ!」と根性論を言われるのか?

その理由は効率化出来るレベルが非常に低いからです。
効率が悪いのに時間も割かない場合は
当然ながら稼げないのですね。

もちろん、寝不足過ぎて人的資源の質が悪くなれば
最高の実行からは遠ざかることになります。

この辺りはその人その人のバランスです。
自分を知るというのもビジネスにおいて大切です。

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