従業員と事務所はなぜ必要か? 前編
の続きです

前編では、従業員と事務所はなぜ必要かという事について、
従業員のパフォーマンスの違い等のメリットを挙げて話しました。
今回はその続きになります。

僕だけでは無くほとんどの起業家は
実際に会える環境なら会って打ち合わせをする人が多いです。

もちろん、皆スカイプの存在は知っています。
それなのになぜわざわざ会って人と会うのかというと
会って打ち合わせした方が効率が良いからなのです。

更に、事務所に集まる従業員には
利益を出す能力を与えることが出来ます。

極論、利益を出す能力も外注に身に付けさせられると思います。

しかし、教育の効率として考えた時には
会って教育をした方が断然、効率が良いのです。
これは間違い無いです。

そしてノマド派の意見としては
「人件費・家賃というランニングコストは経営的に良くない」と
述べている人も多いです。

確かに社員というのはリスクもあり
信頼関係が築けているほど
「事業が傾いたからクビね」とは出来ません。

ですが、全て経営者の能力次第だと思っています。

余分な社員が居る場合は別ですが
ビジネスには波があり例え底になってしまった時でも
2~3名の人件費程度が経営を圧迫するのは
そもそもビジネスモデルが悪いのか
経営者の腕が無いのかのどちらかです。

事務所の家賃も同じくです。
僕の事務所の家賃は9万円弱です。

この9万円弱のお金で”集まる”という費用対効果も得れず
経営が苦しむレベルであれば僕は社長失格です。

それこそ、そのレベルの社長が社員も雇ってはいけないでしょうし
1人でビジネスするべきでしょう。

1点だけ勘違いしないで欲しいのは
豪華な事務所・余分な社員は不要だということです。
まず今の事務所を選んだ基準として

60平米以上
ワンフロア (エレベーターホールも使えるので実質10平米程場所が増える)
エレベーター (DHL等の配送業者の為)
気軽にゴミが捨てられる (ダンボールを気軽に捨てられる。意外に大事)
家から近い (移動時間の短縮)
マンションでは無くオフィス (来客者に向けて最低限の安心感を与える)

この6点の条件が揃う一番安い所を借りました。

これだけの条件だと大阪市内でも
坪単価4,500円以下で借りれます。

そして社員に関しても
物販ビジネスは
年商5,000万円に対して社員1人バイト1人という感じです。

本来は年商1億円で社員1人バイト2人位が
僕の理想ですがまだ達成出来ていません。

つまり事務所に贅沢せずに社員も適正人数ならば
経営の波の底をまだ経験していないので
机上の空論ではありますが対応できると考えています。

最後に一応、フォローしておくと
ノマドを否定している訳ではありません。

ただ僕にはお洒落なカフェで1人っきりで
ビジネスをすることに何の魅力も感じ無いということです。

それよりも、リスクを掛けて仲間を集めて
利益を最大化させるほうが僕には魅力的です。

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