中国からの商品輸入時の驚くべきデキゴト 前編
からの続きです

前回では
ハングル文字が入った商品を
輸入しようとして税関で足止めに。

運送会社には今まで出来たのに、
それに無関係の荷物まで没収になるのは
おかしいと反論しました。

今回はその続きとなります。

―――――

私:
「北朝鮮なんて関係ないし
中国で購入したものだし
その領収書等で証明できないの?」

「中国から送られて来てる荷物
だということはあきらかなんだから
北朝鮮なんて関係ないじゃん」
と伝えました。

もちろん通関会社としても我々以上に
抗議及び対応をしてくれていたので
通関会社に税関との交渉を任せました。

そして改めて
通関会社から連絡がありました。

しかし詳細は明らかに
してもらえないとのことでした。

後日、通関会社の
担当者から聞いた話しです。

日本の税関にて
「ハングル文字が入っているということは
北朝鮮で作られた疑いがあるモノを購入した。

その購入した商品代金が
周り周って北朝鮮に入っている。
だから没収する」
という理由でした。

なんじゃそりゃ!?です。
仮に・・・仮にですよ。

百歩も千歩でも万歩でも譲ったとして
北朝鮮製の洋服をまかり間違って
買ってしまっていたとしましょう。

しかし既に購入して
代金も支払っているんです。
だから日本へ出荷出来てるんです。

日本の税関のいうように
「北朝鮮にお金が回るのを食い止める」
ということが目的ならもう遅いです!

だって買っちゃってるんだもん。
しかも買った先は中国だよ。
北朝鮮からの出荷じゃないのに・・・。

ほんとバカみたいな話しです。
で結局

通関会社:
「今回はハングル文字の入っている商品のみ
税関にて没収・焼却処分ということになりました」
「残りの荷物は後日お届けになります」

私:
「焼却処分?その商品代はどうなるの?」
「泣き寝入り?」

通関会社:
「そうですね・・・代金は戻って来ません」

私:
「・・・」
「で、残りの荷物はいつ届くの?」

通関会社:
「分かりません」

私:
「・・・」

もうあいた口がふさがりません。
もう何も話す気もおきませんでした。

この出来事は
中国というより日本側での問題です。

どうも税関等が過剰に
反応しているとしか考えられません。

結局残りの荷物は
一ヶ月以上経ってから届きました。

しかしこれでまた一つ賢くなりました。

「ハングル文字」が入っている商品は
税関で没収される

文句を言おうが
何をしようがそれが事実なんです。

それ以降はタオバオ(に限らず中国)で
買った全ての商品で

ハングル文字が入っている場合は
その表示部分を切り取るか消すか
などをし出荷してもらうようにしました。

ちなみに英語表記等の
欧米の文字があっても
通関には何の問題もありません。

おかしな話ですよね。

タオバオの歩き方:中国オークション仕入れでヤフオク転売:在宅で稼ぐ!