価格設定に関係する部分として、
ペイオニアの為替手数料と
為替の影響というのがあると思います。

ここで販売価格の計算式を
もう一度記載します。

販売価格　＝
（仕入原価　+　送料　+　利益）　÷　0.85

となります。

さらに為替の設定が簡便的に
＄1　＝　100円だとすると

Amazon.comはドルでの販売になりますので、
ドルに変換しなくてはいけませんので、

売上　＝
(仕入原価　+　送料　+　利益)　÷　0.85
÷　100←為替

となります。

ここで為替の影響を
どの程度反映させるかですが、

ペイオニアを利用している場合は
ATMで引き出すとすると、

約3ドルほどを手数料として
考えておけばいいと思います。

一応ペイオニアのカードで
郵便局のATMで引き出すパターンの
手数料を記載しておきますが、

数値はその時によって異なるので、
確定はできないようです。

1まず、ペイオニアカードに
アマゾンからの入金があった時点で
1％が手数料として控除される。

EX　入金額が＄10000　→
実際に受け取れる金額　= $9900　

1.ペイオニアのカード自体が
ドル建てである為、

カード上でその時点での変換レートによる
米ドルへの変換が行なわれるが、

レートは日々変動し、カード上で
米ドル以外での取引が行なわれる際に
自動的に換算される。

大体引き出すときの相場は現在の為替相場の
2ドル程度下のレートが適用になる。
引出1回につき3.15ドルの手数料

2.使用される通貨が米ドルではない、
または米ドルであっても

カードが使われる場所が
カード発行銀行地と異なる場合は、
上限3%までの手数料が適用される。

私の経験上からも引き出す際の為替手数料は
2％程度が多いので
2％程度で考えていいと思います。

ちなみにペイオニアの受取金金額が
累計で＄200000ドルを超えると

VIP待遇が適用されるので
トータルの手数料は1％安くなり
2％程度になります。

以上をまとめて
価格設定に反映させる場合ですが、

為替の設定が現在103ドルであるとすれば
価格設定の計算式での為替は
100ドルと設定しておけば、

あらかじめ3ドル分の手数料を
計算に組み込むことができます。

簡単にいうとあらかじめ
ペイオニアの手数料を引いておかないと、

あとで売れた時にペイオニアの手数料分
損してしまうということですね。

これは利益にかなり影響する
重要なポイントなので、

ここを無視している方は
絶対に計算に入れるようにしましょう。

これを計算式に落とし込むと場合ですが、
現在のUS$の為替相場の
TTM（売りと買いの中間相場です）相場が

1ドル103だとすると、
3ドル程度をPayoneer手数料として

販売価格　＝
(仕入原価　+　送料　+　利益)　÷　0.85
÷　100←為替（103－3）

となります。

為替とペイオニアの手数料を
価格に組み込んで計算しておかないと、

実はかなり損をしていたということに
なりますので必ず計算に組み込んでください。

ここは絶対です。
だめ、ゼッタイ

日々の為替の影響も含め
この部分を調節するだけで
売上もかなり変わりますし、

当然ながら利益もかなり変わりますので
軽視してはいけない部分です。

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