こんばんは

大半の人は、輸出販売において
最初はリサーチ→それを仕入れて販売、
という流れから入っていると思います。

慣れてくると専門店化をした方がいい、
と言われています。

これは特化した方が購入者の目を引く、
まとめ買いをしやすい、
仕入先とつながりやすい……

いろいろありますが、
関係を構築して仕入れ値を抑えることができる、
というのがあると思います。

ですが、このときに
あくまでお客様目線は
忘れてはいけません。

お客さんからのオーダーを受けて、
販売していた最初のころというのは

需要があって、海外では手に入りにく商品が
日本では比較的安価に手に入る。
それを売って利ざやを取る、というものです。

これは顧客目線で、
「ほしいものを届ける」
ということからはずれていません。

これは
自分の好きなものの押し売りになっているわけではなく、
しかも受注してから届けるので
失敗は非常しにくいです。

ある程度慣れてきた人に
失敗、というのが起こるのは、

お客様目線を忘れて、
仕入先とつながったから、と言わんばかりに
商品を在庫したり、
売りたいものを売ってしまおうとするのが
原因の根本にあるのではないか、と思います。

もちろん、この商品は需要があるということが分かり、
それを元に派生した商品を
販売するのはいいと思います。

受け入れ体制や市場調査、
今後どれくらいの視野・期間、販売できるか
予測が必要です。

予測を立てるのに、
僕が大切だと思うのは
資金繰り表を作成することです。

「資金繰り表なんて・・・」
「なぜに、家計簿的なやりくりの表?」

と思われる方がいらしゃるかもしれません。
ですが、資金繰り表あなどることなかれ、です。

これは金額が小さいときからでも
やっていた方がいいと思います。
というのも計画・予算が立てられるからです。

ある程度の数ヶ月の期間続ければ、
そこからまた数ヶ月は予測が立てられます。

誤差はありますが、
実際の金額と、その表との差を埋めて
精度を高めることが大切です。

「金融機関からの借り入れに慣れてくると、
無計画になり、困ったときの銀行融資
みたいな感覚に落ち入りやすくなるので気をつけろよ」

というアドバイスをいただくことがあります。

僕自身も最初はそういった表があるのも知らなかったので、
今月は〇〇〇〇$売上げれば目標達成、
というようなカンジになっていたと思います。

これはけっこう無計画と変わらないです。

グーグルなどで調べれば、いろいろな表が出てきますし、
店舗によって作成したり、仕入れ先との支払日など
これも人によって様々ですので
自分なりの表を作るのがいいと思います。

結局、自分にとって、会社にとって大切なものは
自分達で作るしかないですよね。

「資金繰り表」という名前ですが資金だけではなく
けっこういろいろなことを考えることができるので、
時間を取って作成されることをオススメいたします!

ではでは

輸出ビジネス 実践日記