台湾ではFacebook の会員のぼぼ半数が
サイト内で商品検索や売買を行っている。

この事実は先月に発表された
Facebookと市場調査会TNS Taiwnの共同調査で明らかになった。

調査対象になった台湾在住のFacebook 会員1019人の33%が、
自分の使ったことのある商品やサービス、
パッケージツアーについての情報を他の会員と共有したり、
それらについて意見を述べたり、
他の会員に買うように勧めていることもわかった。

回答者の22%がFacebook友達の勧めた商品を買うと言っている。
「サイトで商品検索をして買う」と答えた人(12%)の倍近い数字だ。

Facebookによると台湾では毎月1500万人の
アクティブな会員(同国のネットユーザーの8割)が
ページにアクセスし、そのうち1300万人は携帯を使っている。

「ここまで大きな数字なので、現地の中小企業は
Facebookを広告媒体として利用し、
自社の商品やサービスを会員の目に触れやすくすべきだ」
とFacebook 中華圏のe-コマース部長
Nicole Chou 氏は記者会見で語っている。

Chou氏によれば台湾はFacebook の主要市場。
『毎月1500万人の会員がFacebookを使っているので、
顧客をふやしたい現地企業への商機は大きい」。

Facebook 中華圏の中小企業担当部長Arrow Guo氏は、
携帯端末の普及のおかげで台湾のFacebook会員の
ページでの活動やFacebookにつながっている時間が
今後更に増えるだろうと見ている。

またFacebook は新たな広告ツールを開発し、
世界最大のソーシャルサイト上で現地企業とターゲット顧客が
出会えるよう助けている。

Yahoo Taiwane-コマースグループの調べによると、
台湾のe-コマース市場は2015年には1兆台湾ドル
(約337億ドル=3兆円強)の大台に乗り、
年商は4兆台湾ドル(1330億ドル)、
国内小売り市場の半分を占める見通しだ。

wantchinatimes.comより引用
http://www.wantchinatimes.com/news-subclass-cnt.aspx?id=20140625000096&cid=1202