私たちは「失敗」と聞くと、
どうしてもネガティブなイメージを思い浮かべてしまう。
だが失敗イコール、悲劇的なことではない。
なぜ間違いをしたか学び、次に生かせばいいだけのこと。

失敗することが、なぜいいことなのか、
その理由をここに挙げてみよう。

1. 自分の能力を分析できる
自分に一体どのような潜在能力があるのか意外と知らないもの。
目標を達成できないと、あなたはさらに努力を重ねるだろう。
結果的にそれがあなたの潜在能力を引き出すことになる。
失敗を経験として生かし、将来の過ちを洗い出すことができる。

2. 代替手段を見付けることができる
失敗は目標を達成するため、別の手段を学ぶ機会をくれる。
必要なのはしっかりとしたヴィジョンとポジティブなマインド。
今までの方法が間違っていたり、戦略が甘いことを教えてくれる。
視野を広げることができるのだ。

過ちを犯すのは悪いことではない。
同じ過ちを繰り返してしまうのが悪いことなのだ。
失敗から学べば良いのだ。

3. 成功のためのもうひとつのチャンスが得られる
失敗してすぐあきらめてしまう人は、成功には至らない。
チャンスを結局生かしきれないということだから。
あなたはラッキーだと思わなければいけない。
誰もがセカンドチャンスを得られるわけではないのだ。

正しいやり方に導びかれるために過去の失敗はあったのだから。
もし失敗しても、経験上避けるべきことはすでに知っているので、
その分あなたは有利なのである。

4. 学び、成長することができる
失敗なしに、学び成長することはできない。
しょせん人というのはロボットと違い、間違いを犯すもの。
鳥だって何度も失敗しながら、あきらめずに空に羽ばたいていく。

一度失敗したからといって、また失敗するとは限らない。
あきらめずに能力を伸ばしていき、
チャンスを十分に生かして学ぶべきである。

5. 真の友人が誰がわかる
失敗し、失意の淵にいる。
慰めてほしいとき、あなたの側にいてくれるのは、誰?
あなたは真の友人かわかるだろう。
普段わからなくても、本当に必要なときに側にいて
励ましてくれる存在が、真の友人だといえる。

6. 傲慢にならずにすむ
成功は多くの場合、人を傲慢にする。
一方で失敗は、努力が無駄に終わったときの痛みを与える。
人からの評価やネガティブなフィードバックが
いかに人の士気を下げるかを教えてくれる。

失敗はあなたを、例えその後成功を手に入れたとしても、
謙虚にさせてくれるのである。

7. 自分の情熱を見い出すことができる
あなたは自分が何に情熱を燃やすことができるのか知るべきである。
失敗はあなたの能力と関心を分析するのに一役買う。
人はそれぞれ強さと弱さがあり、あなたはどんな人間なのか、
人生で何をすべきなのか教えてくれるだろう。

8. 正しい方向に走り出せる
あなたの背中を押して、元気づけてくれるもの、
それはまさに失敗の経験である。
大事なのは失敗から学ぶこと。恥ずかしがることは何もない。
人は皆誰も失敗するもの。学びと成長のひとつの過程である。
失敗することで、他人よりもより多くのことを学ぶことができる。

世界の偉大な発明は、数々の失敗の連続から生まれたものである。
歴史の偉人たちは、失敗しても決してあきらめなかった。
自分を信じて、走り続けたのである。

Lifehack より引用