タオバオ商品の失敗例 前編
からの続きです
前回はタオバオを経由した
レディースアパレルの中で、
特に酷い不良品を3点ご紹介していました。
今回もその話題の続きとなります。
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具体的にどこが
どうダメなのかをお話します。
この商品はそもそも
商品として成り立っていません。
なぜかと言えば写真のような
裏地がないんです。
「なんじゃそりゃ!?」ですよね。
白い部分、これがない。
それにジッパーがすぐに壊れます。
またポケットがボタン止めですが
このボタンが壊れる。
壊れる以前にボタンが
付いてないものもある。
不良商品は全て処分してしまったので
実物をお見せ出来ないのが残念です。
これほどの不良が出た
商品は初めてでした。
普通は直してとなるのですが
これは手が付けられないレベルの
モノが数多くでました。
返品数もハンパなく多く
間違いなくワーストNo.1です。
これは一言で縫製が最悪です。
縫い直しのミシン跡(穴)があったり、
肩ヒモを途中で繋いでいたりと
これまたムチャクチャです。
もちろんそのままではダメで
お直し屋さんで直して売ってました。
またボタンとボタンを留める
穴の大きさが合ってない。
ボタンの穴より
ボタンの方が大きいんです。
まぁ穴に少しハサミを入れればOKでしたが
それだけの手間が要ります。
これも最悪です!
こちらも不良商品の実物は
処分してしまったので
お見せできないのが残念です。
この商品も例にもれず、
縫製はむちゃくちゃです。
これはタオバオ画像ですが
ボーダーのつなぎ目の部分。
ここに段差があります。
この通りと言ってはなんですが
本来はそれぞれのカラーを
合わせないとダメなんです。
縫製のつなぎ目ですが、
ここに段差ができるなんて
普通では考えられません。
商品としてダメです。
またこれはボーダーベスト(?)と
インナー(黒のTシャツ)のセット商品です。
こういうのはインナーがダメな場合や
上モノがダメな場合があります。
どちらか一方がダメだと
もう売り物になりません。
まともな商品ならセットでお得
ということになりますが、
縫製不良の危険性が高い場合は
手を出さない方が無難です。
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