こんにちは、
MOTOHARUです。

今回は制約理論を
もう少し理解して頂く為に

せどりビジネスに当てはめて
考えてみましょう。

制約理論を端的に言うと、
全体に影響を与える
1割の問題だと言う事が出来ます。

サラリーマンでお勤めの人は
分かる人が多いと思うのですが、

職場内では日々改善、
小さな改善も積み上げれば
大きな成果になる、などと言って、

個人個人が頑張る事を
推奨されていないでしょうか?

(上記を決して否定している訳ではない、
と前置きして)

このような考え方を制約理論では
「コストワールド」と呼びます。

個人やグループ、各部署の
頑張りが重要だとする考え方です。

この考え方で行くと、
ある1人の個人の頑張りが
会社の利益を改善する、
と言っているに等しい事が分かります。

ここ重要です。

ほんと~~~~に個人の頑張りが
会社の利益を改善しますか?

全てのビジネスの目標は
「継続的に利益を上げ続ける事」です。

個人の頑張り一つで利益が
改善する事ももちろんあるでしょう。

しかし…その改善は、
仕事は効率的になるかもしれない、

楽になるかもしれない、
でも利益に繋がっているか分からない、

という事がありませんか?
特に大企業に勤めている方。
(僕はそういう事が多かったです。)

コストワールドの考え方は、
各要素が独立している事象にのみ
有効な考え方です。

A、B、Cという部署があり、
それぞれが独立していれば

Aだけの改善であっても
会社の利益に繋がるというイメージです。

対して、制約理論は
「スループットワールド」の考え方です。

A、B、Cという部署がそれぞれ
連携して仕事をしている場合、

Bの部署が全員食中毒になって
休職したらどうなるでしょうか?

AとCの部署がいくら頑張っても
利益は上がりません。

むしろ何とかしてB部署の仕事を回さないと
会社の存続の危機です。

この様に要素間に繋がりがある関係の事を
「スループットワールド」と呼び、

今回の例でいうB部署を
「制約」と呼びます。

会社のスループット(利益)は
B部署(制約)のOUTPUT量に比例する、
という事ですね。

では早速ですが、せどりビジネスに
制約理論を当てはめてみましょう。

重要なのはフローで考える事です。

流れの何処がせき止められたら
うまく行かないのか?

その流れの源流(前提)は何処か?
と考えると制約が見つけやすいです。

最も分かりやすい例を言いましょう。

凄いせどりのスキルを
持っている人がいるとします。

バンバン実店舗から商品を見つけてくるし、
ネットでもガリガリ仕入れる事ができます。

が、クレカが作れなく、現金で
50万円しか軍資金がありません。

この人はそれでも月商200万円を
達成したいと思っています。

さて何処に制約があって、
どんなソリューションがあるでしょうか。

見込み利益が仕入れ値の4倍になるものを
血眼になって探すのが最短で
最適な道でしょうか?

明白ですが、制約は「資金量」です。

この人がそこに気づいていれば
資金を増やす方法を考えるのが
ソリューションになります。

例えば
 ・バイトをする
 ・他のせどらーのリサーチを請け負う
 ・足長おじさん(出資者)を見つける

などが挙げられます。

スキルは十分あるのだから、
後は資金さえあれば圧倒的な結果が
付いてきます。

この人のリソースは
何も変わっていないですよね?
特に新しい出費もありません。

ただ集中する対象を明確にしただけです。
人が変われば制約が変わる。

貴方も集中する対象を変えたら
大きく成果が上がるかもしれませんよ?^^

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