こんにちは、武藤です。
海外に多くの荷物を発送すると、
一定の確率で商品が未着となります。

確率的には100件に3件程度のイメージです。
米国へはどんな発送手段を利用しても、
意外と早く届くことが多いです。

ところが、なにかと遅延が発生しやすいのが、
欧州への発送です。

お客様からの問い合わせが入ると、
まずは郵便局の追跡サービスで検索をします。

郵便局-国際郵便物個別番号検索
http://mutojapan.com/nomadexporter/ems

ここでざっくりと配送の状況を確認して、
さらに以下で配送先の郵便局でも検索します。

世界各国の郵便局の追跡ページ
http://www.post.japanpost.jp/int/ems/delivery/link.html

なぜ、2種類の検索を行うのか?
それは、日本の郵便局だけの情報では、
細かい状況がわからない場合があるからです。

現地の追跡サービスを利用すると、
細かい状況を確認できるケースが多いです。

そこで、お客様には上記2種類の検索結果の
ページのURLをご案内します。

商品の発送が多少遅れているぐらいなら、
上記の対応で解決することが多いです。

ただ、欧州アマゾン等では、
現地の言葉でサポートする必要があるので、
これも手間ですね。

すべての発送をFBAを利用すれば、
こうした対応も不要なのですが、
なかなか無在庫販売は辞められません。

P.S

世界中で最先端のFBAを提供する市場はどこでしょう?
答えは欧州のアマゾンです。

欧州では欧州アマゾンマーケットプレイスという、
米国や日本とは異なるFBAが提供されています。

米国や日本ではメディア系商品をはじめとして、
ごく一部の商品がFBA海外発送に対応しています。

裏を返せばほとんどの商品は、
米国のアマゾンから海外には送れません。

ところが欧州のアマゾンでは、
英国やドイツのFBAセンターに荷物を置くと、
最大でEU26カ国へのFBA輸出が可能となります。
欧州各国でプライム出品ができるのです。

私も昨年からFBA納品を行なっていますが、
管理画面も非常に良く連携できていて、
便利なシステムです。

FBA輸出にかかる費用としては、
例えば、英国からドイツなら500円、
英国からフランスなら900円など、
行き先に応じて手数料が上乗せされます。

米国でのFBA販売を極めたら、
ぜひ米国以外のFBAにもチャレンジしたいですね。

ノマドエクスポーター アマゾン海外販売編