Googleアフリカに期待

Google南アフリカはネット通販が
アフリカにおいて相当な伸びを見せるとし、
2015年は新たな成長の年となると期待を寄せている。

Google南アフリカ地区担当ディレクター・Luke Mckend氏は、
今週ケープタウンで催された
eCommerce Africa Confexでの講演であるデータを示した。

それはアフリカにおいてGoogleの利用が
いかに増加しているかというデータであり、
「成長の過程が見える。検索数は成熟したネット経済に
比べ速い速度で増えている。」と述べた。

2014年はネット業界にとり厳しい年であったにもかかわらず、
Googleはクエリ数の増加を見せた。

南アフリカでは37％、ナイジェリアでは49％
そしてケニアでは33％増加した。

2013年から2014年における
南アフリカでの総クエリ数の伸びは37％に達し、
コマーシャルクエリは55％の伸びを見せた。

また、ナイジェリアでも購入目的の検索数は39％増加した。
同氏によると、これは数年前までは見られなかった事であり、
アフリカでネットショッピングが
一定の成熟度に達したことを示している、と述べた。

さらに同氏は南アフリカでのネット通販で
興味深い傾向を2つ見つけたという。

それは競合2社が競って靴下を販売する「靴下戦争」と、
できたてのカップケーキの販売を試みる「Netflorist’s」だという。

「そのようなニッチな商売ができる
オンライン環境があるなんて誰が想像しただろうか。
こういった変化はアフリカ市場が
いかに大きいかを知るには重要だ。」と述べた。

また、ネットと実店舗の間にはほとんど違いがなく、
人々はただ買い物をしていると考えるだけだ、とも語った。
とは言うものの、各業界のネットに対する注目はまだまだであり、
支払に関してはやや見過ごされている感がある、
と同氏は考えている。

同氏およびGoogleは目の前にある成長の機会に期待し、
巨大なネット市場が2017年までに登場すると見ている。

「アフリカの国々でインターネットが活用されてゆくのを
数年にうちにみることとなるだろう。
革新の次の波はまだ見ぬテクノロジーが運んでくる。」
と同氏は述べた。

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