こんにちは、武藤です。
今回はメディア系商品のハンドリングタイムについて
話したいと思います。

メディア系商品とは、
書籍、音楽、ビデオ、DVDの頭文字をとった
BMVDと呼ばれる商品です。

おそらくこのBMVD商品について、
受注から発送までの猶予が短いので、
他のジャンルの商品のようにハンドリングを
指定しようと考える方も多いでしょう。

実は、メディア系商品は他のジャンルの商品とは異なり
ハンドリングタイムが指定はできません。

その代わりにBMVD商品に限っては、
2営業日以内に商品を発送する必要があります。

なので、結論としてはメディア系商品は、
発送までの猶予が短いので仕入れが容易な商品に、
限定して出品を行うか、FBA納品がオススメです。

また、BMVDジャンルのShipping Settingsでは、
以下より配送方法を指定できます。

それぞれ発送までの猶予は2営業日と変りませんが、
お届けする期日が異なるので注意が必要です。

外すことができないのが普通便です。
一方でチェックをしてもリスクが低いのが、
海外普通便と海外速達です。

それ以外は配送までの日数が非常に短いので、
対応できれば強いのですがかなり無理があります。

Standard(普通便)18-32営業日
Expedited(速達)2-6営業日
Two Day(翌々日便)2営業日
One Day(翌日便)24時間以内
International(海外普通便)3-6週間
International Expedited(海外速達)3-7営業日

一定の条件を満たすとさらに短い配送日数も選択できて、
他のセラーとの差別化もできますが、
日本からの配送では対応は厳しいです。

こうしたようにメディア系商品の配送には、
少しクセがあるので少し注意をしたいですね。

アマゾンの売上高はまだまだ伸び続けている状況です。
そのなかでメディア系商品は、
アマゾンでは最も売上の大きなカテゴリーです。

とはいえ、
メディア系商品より非メディア系商品の売上高の伸びが
上回っているという統計データもあります。

いろいろと細かい戦略を組み立てるのは、
売れるところまで売ってからでも遅くは無いかもしれません。

ノマドエクスポーター アマゾン海外販売編