伊藤です。

スタッフが出張へ行っているのと、
トラブルがあり何時もの2倍の作業量をこなしました…。

というのも、
新しい現地のパートナーを増やしてから
初めての仕入れだったのですが、

ラベルの貼り間違え!検品忘れ!ひどすぎるじゃん!!と思わず独り言が(笑)

いくら初めてにしてもこれは…って
ついつい思ってしまいますが

これも全て僕の教育の仕方が悪かったと反省しています。
鍛えなおしたります!

今回の僕のように代行や現地パートナーにお願いした
検品作業が満足いくものではなかったなどの
苦い経験がある方も多くいると思います。

では、検品はどこまでやってもらうべきなのか?

代行もパートナーも検品を
無料でしてくれるところもあれば
有料のところもありますし、
どこまでの検品をしてくれるのかも人それぞれです。

一番の理想は一つ一つきっちり確認し
手直しまでしてくれるのが理想ですが、

仕入れ代金の数%の手数料のみで完璧を求めるのは、
人件費が高騰している今の中国では
なかなか難しい要望かもしれません…。

ただ、1販売者としては
検品を完璧にしてもらわなければ、
エンドユーザーからの信頼にも関わりますし、

返品対応をするために掛かる
余計な労力と経費のことを考えると
1個あたりそれなりの報酬を払って
完璧な検品を求められるのであれば、
その方がいいと思います。

もちろん、お金を払ってもやらない人はやらないので、そこは見極めが必要です。

ある程度お金を使って品質を求めるのも
大事なことですから、
検品作業に悩んでいる場合は
代行やパートナーに提案してみてくださいね。

ご存知だと思いますが、中国人は日本人に比べて
はっきり言って「超絶雑」です。

これは仕事だけでなく、文化的に雑なので
こればかりはどうしようもないのですが

なぜこんなに雑になってしまうのか?

僕が思うに根本的な問題は「教育」から来ています。
政治的な話はあえて避けたいと思いますが、
根本は政治的な問題なのです。

中国は改革開放路線で開放しているように思えますが、
「共産主義」であることは間違いありません。

今の中国は、民主主義20%共産主義80%の
不思議な政治体制です。

中国共産党は、歴史問題含めて党が
「右」といえば国民も
「右」に向かせなければいけませんし
「白」といえば「白」になることが絶対です。

そうする為には小さいころからの教育で
「考えさせる力」を奪っているというのも
あるのかもしれませんね。

しかし、中国は古来より「血縁」という物がとても強く
「家族」や「自分」が中心に考えられ
元々他国から見ると
「自己中心的」な考え方に見られがちです。

その結果例えば検品作業をお願いすると
日本人は「これを着る人の事を考えて
こうしてあげた方が・・・。」

という思いやりで仕事をするのですが、

彼らは「早く帰りたい!数を裁けば給料が上がる!」
という考えに至り結果的に雑になります。

その反面彼らは仲良くなると
「君は家族みたいなもんだ!」
と言って途轍もなく大切にしてくれます。

例えば1回目の取引価格より5回目ぐらいになると
30%オフの価格を向こうから提示してくれるというのは
良くあることです。

「決まった事を決まっているようにする」
というのが当たり前な日本人にとっては
想像しにくい部分もありますが

中国から商品を仕入れる以上、
文化の違いを理解することも
円滑に取引を進めるポイントです。

誰でもできる中国輸入で永続的に結果を出し続ける方法