輸入ビジネスである程度稼ぎ
気持ちに余裕が出てくると
「自分は世の中の為になっているのか?」と
考えるようになりました。

貿易赤字になったと
ニュースで騒いでいるのを見て
少し感傷的な気分にもなります。

原則としては輸入してくるよりも
輸出した方が日本の為になります。

例えば
Aという100人程度の村
Bという100人程度の村があり
Aの村人が米を作りAの村人に販売しても
Aの村単位で考えると、お金は増減していません。

しかしAの村人がBの村人に販売すると
Aの村はお金が増えて潤います。
簡単な理屈です。

なので日本の村で作ったものを
他の村に売ろうとしている輸出は
「日本の為にもなる」というモチベーションがあります。

このモチベーションは輸入の人は中々持てません。

実際には
外国の企業が2倍以上の価格で日本に向けて販売している所に
僕達が安く海外から買い付けて日本で販売しているために
被害は少なく済んでいます。

外国企業が日本で販売 = 外国企業が100%の儲け
外国企業が米国販売の商品を買い付け日本で販売 
= 外国企業50% 僕達50%の儲けとなります。

つまり僕達は外国製品を日本で販売してはダメという
鎖国状態にならない限りは僕達は居たほうが良い存在なのです。

まぁその輸入ビジネス者の生活拠点が日本であり
日本に納税することが前提ですが・・

とにかく世の中の為になっているという
モチベーションUP材料にはなりにくい訳です。笑

そんな中、昨日ふと今まで貯まった評価を見てみると
お客さんが物凄い感謝をしてくれています。

・早く発送してくれてありがとう
・安く買うことが出来た
・どうしても欲しい商品を手に入れれた

クレームになった時の日本人のお客さんは
「お客様は神様だ」と言わんばかりに
理屈が通らないことを言う人も多いですが
基本的には持ちつ持たれつの関係を築こうとしてくれます。

その築こうとしてくれたモノが評価のコメントに表れています。
世の中の為になっているか?と言われれば
思い切って「うん!」とは言い難い輸入ビジネスですが

確実に「(外国製品好きな)世の人の為」にはなっているのです。

ぜひたまには評価を見なおして
モチベーションを上げてみてください。

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