こんにちは、
川下竜彦です。

ある人と食事をしていて

「なぜメンタル的なことは
 記事で語らないのか?」

このような質問を受けました。

・メンタルは誰にでも語れる
・自己啓発系は胡散臭い
・年下の僕が言うべきで無いなど

総じて
なんとなく嫌だからという理由でした。

でも、もう一度考えてみると
メンタルというのは
凄い大切なことだと思います。

というよりも
メンタルの、ある1点だけを
抑えたら滅茶苦茶高い確率で
何事も上手く行くのかなと思います。

その1点とは
自分に勝つことです。

よく聞く言葉で
ありきたりだと思うと思うのですが

かなり重要であり
どんなノウハウを覚えるよりも
大切なことだと思います。

シンプルに考えてみてください。

・睡眠時間を多少削ってビジネスした方が良い
・飲み会を断り仕事した方が良い
・辛いことがあっても頑張った方が良い

これらは全てYESでしょう。

でも眠いから寝るのは自分の判断であり
飲み会に参加するのも自分の判断ですよね。

メンタル面や行動面の答えは
かなりシンプルであり
ほとんどの方は正解を知っているでしょう。

でも正解の行動が取れないのです。

そもそも人間は自然に楽な方に流れますし
そもそも強く無いので
正論通り行動することが難しいのです。

だから「楽して稼げる系」の教材が売れて
売れているから無くならないのです。

そして多くの人が
他人と比較して意思決定しています。

例えば、
僕のイメージするサラリーマンなのですが

満員電車で
8時出社して21時頃返って来て土日は休み。

特に自分のしたい仕事では無く
給与は自分の年齢×1万円の月給で
副業は禁止。

これが普通の(少しいい方かも?)
サラリーマンだと僕は思いますが

これはかなりストイックというか
かなり頑張っていると思います。

でもなぜ頑張れているかというと
他の人も行なっているからであり

サラリーマンはしんどいから辞めた。
と周囲に漏らすとダメ人間扱いされる。

更に上記の環境であれば
下を見ればもっと
劣悪な環境で働いている人も居る。

だから自分はマシな方なのかもと
錯覚するのだと思います。

特に端から見ていて辛そうなのは
好きでも無い仕事ということです。

好きならそれこそ給与が
もっと少なくても出来ますが

嫌な仕事に1日の半分の時間も費やせるのは
とても頑張っていることであり
僕はこの面に対しては尊敬もしています。

これは起業家にも多くて
誰かと比較した上で優越感に浸ったり
劣等感に駆られたりしている人が
多く感じます。

同業他社、ライバルとの競争は
成長させてくれますが

でもここでも「自分に勝つ」ということを
思い出してみて下さい。

自分の立てたプラン通り実行しているなら
競合が居なくても成長でき
収益は上がるはずなのです。

しかも自分の描いている理想像からは
全くブレることは無くです。

ライバルと比較して実害が出やすい例では
ライバルがお金を調達して
従業員を増やして売上を伸ばした
という事例を聞き

勝ちたいからライバルよりも
もっとお金を借りてもっと従業員を雇う。

こうなると
自分の描いている理想像から
どんどん離れてしまい
何のために今行動しているのか
見失うでしょう。

むしろ戦略的な所はコピーしにくく
形式的な所のコピーになるために

売上は上がっても
利益は思うように出ないのかなとも思います。

ちょっと話がブレてしまいましたが
自分で正解だと思った道を
如何に自分が創る甘い誘惑に打ち勝てるか。

すなわち自分に勝つということを
実践出来るかが
上手く行く為のポイントだと思います。

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