Visa Worldwide Indonesiaの調査によると、
インドネシアのオンラインショッピングにおいては、
服飾品、コスメ、電化製品や航空チケット、パッケージツアーが
売上のほとんどを占めている。

調査によれば、インドネシア人は2013年には年間平均500ドルを、
オンラインでの航空チケットや宿泊施設予約に使っている。
また服飾品やコスメにも194ドル費やしていた。

調査は2013年、516人がインタビューやグループディスカッションに参加し、
ジャカルタ、スラバヤ、メダンといった、インドネシアの大都市で行われた。

回答者は18歳以上、クレジットカードやデビッドカードで
積極的にオンラインショッピングをする人たちだ。

調査に基づき、Visaはインドネシアのオンラインショッピングが
2014年には40%前後成長し、2015年は53%成長するだろうと見ている。
2013年の成長率は23%だった。

Visaの総合ディレクター、Fuad氏はこう分析する。
「インドネシアでは中間層が増加しているため、
オンラインショッピングは今後急成長するでしょう。
中間層はビジネス取引に効率化を求めます。
そのため、生活必需品の購入や請求書の支払いに
インターネットを活用するようになるでしょう」

オンラインショッピング層の急激な増加は、
インドネシアの人口統計に裏付けられている、とFuad氏は言う。
インドネシア人の大半が活発な若年層で、平均年齢は28歳だ。

若年層はインターネットに親しんでおり、
オンラインで買い物をすることに抵抗がない。
これがインドネシアのeコマース成長の原動力となるだろう。

調査では、オンラインショッピングでは口座振替や
インターネットバンキングに比べ、
クレジットカード払いが好まれることが分かった。
分割払いができるのが大きな理由だ。

また、10人中9人が、オンラインショッピングにPCを使うことが分かった。

「携帯は情報のシェアに、PCはオンラインショッピングに、
という嗜好が見えます」
とFuad氏は述べた。

Jakarta Postより引用
http://www.thejakartapost.com/news/2014/04/16/ri-online-shopping-expected-grow-40-percent-year.html