世界には文字通り飢えで死んでいっている人たちがいるのに、
わたしたちは1年間に3億トンもの食糧を廃棄しています。

なぜでしょうか?

理由のひとつに、「基準外農産物」の廃棄があります。
味は変わらないのに、見た目が悪いというだけで
じゃんじゃん捨てられる野菜や果物・・・。

この問題を解決しようと、
フランスで3番目に大きなスーパーマーケットチェーン、
「インターマルシェ」が立ち上がりました。

名づけて、「名誉なき(Inglorious)野菜たち」プロジェクト
(ブラッド・ピット主演の「イングロリアス・バスターズ」風?)

見た目が悪い野菜や果物を、きれいな野菜と同等に店頭に並べ、
30%オフで売り始めたのです。

また、見た目が悪くても味は美味しいことをアピールするため、
基準外野菜や果物で作ったジュースやスープなどを店頭配布。

そのおかげか、開始2日で1店舗につき
平均1.2トンの基準外野菜と果物が売り切れたそう。

SNSやメディアでも大々的にとりあげられ、
インターマルシェの評判も上々だとか。

日本は海外に食糧支援を行っていながら、
その2倍の量の食べ物を毎年廃棄している国。

こんな取り組みが、日本国内でも広まったらいいですね!

プロジェクトの動画はこちら↓