「会社を辞めてしまって輸入ビジネスで稼ぐしかありません!」
このようなメールを貰うことが、多々あります。

どのような劣悪な環境だったのかは分かりませんが
あまり効率の良い選択では無いと思います。

ただ、僕の身近にいる起業家さんたちは
副業で大きく稼いで会社を辞めた方も多いです。

でもその反面、勢いで辞めて
その勢いで稼いでいる方も多いです。

最初は質より量の輸入ビジネスでは
「やりたい」よりも「やらないといけない」と
追い込まれたほうが人一倍作業をこなし
稼げる傾向にあるのかなと思います。

一方で勢いで辞めて、輸入ビジネスで稼ぐことが出来ず
以前よりも状況が悪く再就職してしまった人も存在するでしょう。

確かに男には(稼ぎたい女性も)バカになりリスクを取ることは
必要なことでしょう。

しかし優秀な経営者とは先を予想しその通りに
出来るものだと思っています。

いくら輸入ビジネスが即金ビジネスだからといって
4月1日に「今月は100万円稼ぐぞ!」と思っても遅いのです。

最低でも3月中に過去と比較して実現可能か検討して
「来月は100万円稼ぐぞ!」と決めるものです。

つまり、「こんな会社やってられるかー!」と
一時の感情で辞めてしまい
それまでたいして輸入ビジネスを実践せず
会社を止めた瞬間から頑張るというのは
未来を見てなさ過ぎると思います。

超ブラック会社で働いていたのなら
即辞めて正解だと思います。

でも、本来は過去に出来たことをしておらず
今日から「やらないといけない」状態で
ビジネスに挑むのは非効率でしょう。

飲食界の若い優秀な経営者で井戸実さんという方が
いらっしゃいます。

この方は期の始めに、
今期は225億円の売上を上げるであろうと
未来を予想してずばり225億円前後、売り上げたそうです。

280店舗近いお店があるのにも関わらずです。

優秀な経営者は、未来が見えるというのもあるのでしょうが
その数字に向かって、すべきことをしたのだと思います。

つまり目標を立てて計画を練り実践してきたという
ビジネスではよく言われることですね。

やはりよっぽどの嫌な環境で
我慢のしようが無い場合以外は
独立の目標を掲げて計画を立てて実践していくことが
効率の良い独立となるでしょう。

と言っている僕も独立を決めたのは
月に30万円程度稼いだ時です。

まぁ僕の場合は働くのか?働かないのか?
の選択をせまられていたので
本当はもう少し回答を伸ばしたかったのですが
自分で稼ぐ選択をしました。

なので数ヶ月だけですが「やらないといけない」状態で
ビジネスをしていました。

この時はとても肉体的にしんどかったです。
人生で1番レベルで頑張っていました。

こんな状態ではビジネスを楽しめるはずもなく
辛かったことを覚えています。

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