今年9月に開催されたTHE WEB EC SUMMITで
注目のネットショップ作成サービス3社が
「未来のウェブ販促」について語った。

以下は各社が発言した要点。

●大手サービス依存は時代おくれ?
STORES.jp
「モノの販売にはビジュアル要素の影響が大きい。
モール型サービスではサイトの表現に制限がかかりがち」

Jimdo
「大手サービスの集客力は侮れないが、
ファンをつくるなら、印象に残る個人サイトの運営がおすすめ」

BiNDクラウド
「扱う品物はもちろん、
商品のアピール方法、サイトデザインでの差別化が必要」

●PCとモバイルの特性を見極める
STORES.jp
「客側の画面だけではなく、ストアオーナーだけが見る
管理画面もスマホ対応にする研究が必要」

Jimbo
「モバイルは地方よりも東京のほうが使う頻度が高い。
自サイトに訪問するユーザーを正確に分析する必要がある」

BiNDクラウド
「レスポンシブサイトの需要は高まる。
ただモバイルでの閲覧は短時間で、PCでの閲覧とは異なる。
モバイル版では文字数を減らす、写真の点数を絞るなどの対応が必要」

●海外ではFacebook離れ? SNSを使った増客法
STORES.jp
「SNSをコミュニケーションツールとして活用すべき。
商品情報だけでなく、ニュースやコンテンツなどの情報を流したり、
ユーザーと対話したりすることが大切」

Jimbo
「SNSを使い、自サイトのファンとコミュニケーションすることが重要。
ファンでない人に対するアプローチに力を割きすぎるのは得策でない」

BiNDクラウド
「SNSの流行は変わるもの。
日本ではFacebook全盛の時代が続いているが、
米国では写真共有サービスのInstagramなどに人気が移行。
時代の変化に柔軟に対応することが重要」

●売上をアップする販促手段は「写真」
STORES.jp
「写真がキレイであればあるほど売上につながるのは確か。
写真で商品の世界観を表現したり、ときにはモデルを入れたり、
いろいろ工夫してもらいたい」

Jimbo
「見出しやタイトルに力を入れて、ユーザーの目を惹く。
新聞を参照にするといいと思う」

BiNDクラウド
「メールが重要。テキストメールではなく、
工夫を凝らしたHTMLメールを作成したい。ブログも効果はある」

ASCII.jpより引用
http://ascii.jp/elem/000/000/945/945036/