モバイルコマース韓国で急成長

韓国では今後数年間にモバイルコマースの
全国的急成長が期待できる。

これはGoogle韓国法人の依頼で
同国のモバイルコマース市場を調査した
ボストン・カウンセリング・グループの結論だ。

同社の報告書によると韓国ではオンライン店、
実店舗を問わずスマホやタブレットを使った買い物が増え、
近い将来モバイル決済の一大市場になることがが予想できる。

また報告書によると韓国のモバイルネット経済は
2013年に280億ドル（約3兆4千億円）の大台に乗った。
これは国内総生産（GDP）の2％に当たるが、
2017年までには10%に上昇、
400億ドル（約4兆8千億）に達することが予想できる。

この力強い成長はモバイル用の
アプリ・コンテンツ業界の発展に負うところが大きい。

モバイルコマースの成長に対応し、
多くの企業がこの市場に標準を当てたマーケティングを強化している。
韓国ではコミュニケーションに限らず
多くのことをスマホやタブレットでこなし、
ソーシャルメディアやショッピング関係の
コンテンツに始終目を通す消費者が増えているからだ。

これらのモバイルユーザーとのつながりは
広告主には大きな魅力だ。

またモバイル向けマーケティングでユーザーが
興味を持ちそうな商品を目に触れさせ
購買につなげることができれば、
モバイルコマース業界の成長の助けにもなる。

ボストン・コンサルティングのこの調査ではまた、
対象になった韓国消費者の75%が
贅沢品を我慢してもモバイルネットへのアクセスを維持したいと答えた。

犠牲にしても良い物は具体的には
新聞、チョコレート、ファストフードなど、
無くてもすむ小さな贅沢品だ。

このように消費者のモバイル端末への依存が強まる傾向は、
モバイルコマースには好都合だ。

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