Amazon輸出 大型商品の取り扱いについて 前編
からの続きです

前編では大型商品の取り扱いについて、
大きく二つに分けて説明していました。

1.小型包装物(Small Packet)扱いに出来ないもの
2.EMSでも送れないもの

今回は「2.EMSでも送れないもの」の話からとなります。

EMSで送る事のできない商品を取り扱う場合は
十分な注意が必要です。

EMSで送る事が出来ない場合は
DHLやFedexなどの業者を使って
商品を発送する事になるのですが
これらの業者を利用した場合
容積重量という考えが必要になってくるからです。

容積重量とは簡単に説明すると
・商品のサイズを重量に換算
・実際の重さと比較
・どちらか重い方の料金を適用する
という考え方です。
http://www.dhl.co.jp/ja/tools/volumetric_weight_express.html

また先日、こんな相談がありました。

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梱包の大きさが、87センチ×65センチ×42センチ、重さが15kgです。
大きの問題でEMSでは送れなくて
Aという運送会社を利用すると66000円位運賃が掛かってしまいます。

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(一部修正しています。)

この商品の容積重量は約47.5kgになります。
もし実際の重量である、15kgを基準に送料を見積もっていたとすると
約3倍も余計に送料が掛かってしまう事になります。

このように、EMSで送る事の出来ない商品については
事前に1つ1つ送料を見積もっておかなければいけないので
取り扱いをされる場合は十分注意しましょう。

しかし、逆の考え方をすると
こういった計算が面倒なので
2.のケースの大型商品を取り扱う参入者は
少ない可能性もありますね。

ひとより少し面倒な事をやるというのも
利益を伸ばす為には大切な考え方ですね。

それでは、また!
今回も、最後までお読み頂きありがとうございました!

輸出入ビジネスで自由を手にする方法